なぜ体罰が悪影響だと断言できるか?歴史と研究

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愛知県の戸塚ヨットスクールで入校生が屋上から飛び降り。容体不明。
http://t.co/XfMnJsat

戸塚ヨットスクールは体罰を積極的に容認している学校です。

石原慎太郎・東京都知事や芸能人の伊東四朗が支援しまくっています。

彼らは「保守」と自分をいっていますが、
本来「保守(右翼)というのは経済の自由を尊重し、減税と規制緩和をする思想」です。

なぜか隔離して体罰的に構成しようとするのは中国共産党や旧ソ連などの社会主義的なやり方。
むしろ体罰は極左翼的なやり方です。

彼らは保守(右翼)であれば体罰OK=反共=戦争賛成=愛国規制賛成=核武装と、盛大に勘違いしているのです。

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学問的に体罰は悪影響しか与えないので100%アウト


心理学・社会学・統計学的にも体罰はアウトです。

まず「従順」と「素直」の違いを区別することが重要です。



権威や恫喝で「言うことを聞く」のは「従順」です。


その場しのぎ、極短期的には効果があります。

しかし「本人の意志」ではないので「素直」ではないのです。

「見た目は素直」でも「従順」にすぎません。



体罰を与える側はそれを分かっていません。



長期的には全く効果がなく、抑圧を伴うので必ず反動の悪影響しかない。

なぜ体罰が悪影響だと断言できるか?その歴史と研究


かつて中国共産党や旧ソ連で、徹底的な共産思想の洗脳が行われました。

その方法論は、当然マルクス(共産左翼)の唯物論的な行動主義です。

刺激と反応だけの世界です。

エサを見せたら唾液を出す、
叩いたら従う、
数個の事例の少ないサンプルなのに「科学的」と言う「束縛と強制」の洗脳でした。

いまだにこれを信奉する日本人も多すぎます。

当時の共産思想の洗脳の方法論は、
「隔離・束縛して→同じ事(共産思想)を繰り返し何度も行い→定期テストして自分は正しいのだと学習させる(逆らうと怒られる・叩かれる)」というものでした。

なんと日本の学校教育は、実は今でも、「学校に隔離して→学習→テスト」という全く同じ洗脳方法を使っています。

宗教的な洗脳でも、
「山奥に隔離→何度も繰り返す(お経とか)→苦行(テスト)で達成感→布教(他の人に勧めるテスト)」
という、共産思想や、今の日本の学校教育と全く同じ方法を取ります。

これが60~70年代から行動主義(唯物論)として共産思想で利用されましたが、今でも変わっていないのです。

変わっていない上に悪影響だとまで分かったのに、日本はさも伝統のように続けてしまっているのです。

行動主義なら刺激と反応だけならどうなるか?

例えば、学校で先生が「生徒が全員、東大に入る教育」をすれば、
全員に同じ刺激を受けて、学習し、全員同じ反応で東大に入る、ということです。

現代人なら「個人差や環境もあるから有り得ない。」と考えれば分かります。

しかし当時は本気でそれを科学的だと信じていました。

「同じ刺激を受ければ、全員同じ反応をして、全員東京大学に入る。」と。

本気でそう考えている時代がありました。

それが1950年代以前の「行動主義」の時代です。


「刺激と反応」だけの行動主義が終わった「猿の期待実験」


1920~1950年にかけて、共産主義(唯物論)と並行して行動主義は世界でブームでした。

ではなぜ消えてしまったのか?

それは1928年のティンクルポーの「猿が期待してブチ切れた実験」は、行動主義への反例として大きいです。

この実験は、
2つのカップ、片方にバナナ。当てれば報酬のバナナがもらえる。
というものでした。

しかし途中で報酬を「レタス」にしました。

すると猿がキレて怒った!・・というももです。

ティンクルポーの実験は、
当時の行動主義なら、刺激(入力)→反応(出力)だけなので、
猿のエサ報酬がバナナだろうがレタスだろうが同じ反応でなければならないのです。

しかし、猿はレタスで怒り、バナナという「期待」を学習した、のです。

これはのちに認知主義と呼ばれるようになります。

行動主義の「入力→出力」というプロセスの間に、
認知主義の「入力→内的処理(内部関数)→出力」というプロセスが、加わることになりました。

しかし残念なことに、日本は(リベラルアーツでないこともあって)そのムーブメントは来ていないのです。

いまだに、科学者は俗に言う理科系ほど唯物論で、「無自覚な共産主義者」になっています。


その行動主義で少ないサンプル数で結論づけていた時代から「じゃあ数を多くすれば良いのではないか」という流れで出てきたのが「統計分析」という方法論です。

結局、この方法も、入力→出力のプロセスから大差ないので、いよいよ限界を向かえています。
(そもそも日本は昔の時代のまま止まっている)

行動主義では、スキナー、ハル、トールマン等が、系統で有名ですが、特にスキナーは正直「悪」でした。

犬がエサを貰える反応で唾液を出すとか、ネズミがエサのレバーを引いて学習したとか、それを「人間」に当てはめ、科学的に操作しようとしたのです。

これを行動主義哲学(behaviorism)という。

科学の原動力は昔から反権力・革命運動


もといサイエンス(近代学問:自然科学・社会科学)は、反権力、革命運動が原動力なので、総和(部分、機械の集まり)ゆえに、人を機械(部分)とします。

無神論や反教会は、自然の摂理(natural philosophy:プロビデンス重視派)のユニテリアンよりも、過激派になります。

例えば、サンプルもない行動主義、共産主義が進むとファシズム(独裁)へと移行して、以下のような私論のトンデモない規制が、公的機関(公務員)から出てくることがあります。

「女性リード型の描写が進むとホモが出て、心理的にノーマルなセイ交渉が難しくなる」という偏見に満ちた議事録
http://t.co/jqhl8meA

「従順と素直」「行動と動機」この違いは必ず分けて見ないといけない


「従順」と「素直」の違い。

これに加えて

「行動」と「動機」の違いも、分けて考えましょう。



「体罰ありきの教育はダメ=大人の感情を害したら体罰OK」では論理矛盾するので、
「大人の感情を害した理由で体罰はダメ」で論理的に整合していますが、
もし手を上げる場合、「行動」と「動機」を分けて考え、子どもに伝える必要があるからです。

従順と素直は、相手or自分を脅迫して一時的に抑圧させてるのか、純粋に聞いてるのかを区別するためです。

行動と動機は、その際に上辺の行動でなく、動機に着目しないと本質的な意味が見出せないためです。

こういう話になると神経症者や自己愛の強い人の意見は決まっています。

「オレが良いと思ったから良い!そう育ったから!他人を叩いても、どうなってもいい!過去のオレの体験では…」と、
統計もない自分の極々一部の体験談を一般化して傲慢に押し通すのです。

だから彼らが精神病になって悪くなる統計があります。

例えば、授業後に教壇前の先生に質問しに行く子がいたとします。

「素直」に質問があるのか、先生に質問しなさいと言われて「従順」に質問しにいくのか。

このように「素直な子」と「従順な子」が、

同じ質問という「行動」をしても「動機」は全く異なります。


「従順」は常に恐怖と強制と抑圧があり、心理的に不健康です。

「素直」と「従順」、「行動」と「動機」は、常に分けて洞察しないと、
友人・知人・家族・恋人・職場仲間、全ての対人関係において、とても生きづらく、必ず「誤解」や「勘違い」を生みます。


それを気に留めないで、そのまま放置しておくと、必ず自分に因果応報で跳ね返ってきます。

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記事を書いた人



時田憲一(ときたけんいち)こと時ニール(tokeyneale)です(・ω・)ノ
とある国立大学の教育学部/心理発達科学。心理学者・認定カウンセラー。動機付け理論・自己愛・対人関係が主な研究領域。数理統計データサイエンティスト。
ねこ好き・本好き・禅好き・PC好き。

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