「自己効力感を高めた方が能力・生産性の向上に有効」というデータを知らない人が多すぎます。

自己効力感とは「自分が役に立っている」「自分はできる」とする感情のことです。
逆にこれを下げると、能力も下がり、生産性も下がります。

教育学部でさえ統計やらないとこのことすら知らずに教師になる人もいます。

無知なのに他人の上に立って「厳しくしないと!減点だ!懲罰を!」と武勇伝を披露しながら他者評価下げる・・。

私は見ていて「それあなただけの不幸体験を他人に押し付けたい甘えだろ」と内心思います。


~すべきの組織の狂信者は他人を操作して自分も燃え尽きる運命

単純な「俺に従え」の自己愛傾向の性格ならまだしも、強迫性だと「~すべき」と真面目に組織の狂信者になります。

「~すべき」の人は遅かれ早かれ葛藤が生まれて燃え尽きます。

彼・彼女らが1人でやってればいいが、上の立場にいると他人の動きを完全支配しようとするのです。

他人を貶(おとし)めるように失敗を誘発させるように操作して、恥をかかせようとする。

この「行動的操作」を職場で披露するので厄介なのです。当人が幼児期にクリアできなかったゆえに行動的操作が起こっているのです。

行動的操作をする人は「脳みそからうんちを排泄している」

私には行動的操作をする人は、まだ「脳のオムツ」が取れないまま「職場で脳みそからうんちを排泄している」ように見えていました。

発達段階における排便コントロール(トイレトレーニング)ができていないのと同じだと感じだからです。
我慢できずに、漏らしてしまうのです。

感情的に「~すべき」とパニックのように他人の行動を操作しようとする。
他人に揚げ足取りをして、必死に非現実的なできないことにさせて、人前で貶めて、悪口のタネに使う。

「(あらあら・・我慢できなかったのね・・・)」と思って情けなく見ていました。

自分で自分の感情の排泄のコントロールすらできていないのです。


行動的操作(幼児敵操作)は過度の干渉を過度に一般化する

組織のルールを盾に他人を支配する行動操作。幼児期の名残りなので幼児的操作ともいいます。

過度の一般化による過度の干渉。

建前のついたわがまま、良く言えばお節介、悪く言えばいい迷惑。

心理士側からすると「あー親の存在を学校や会社や社会に置き換えちゃったのね」と察するのですが、本人が気づいてないです。

親が組織に置き換えられた

次に「親が組織に置き換えられた」ということは、その人の理性的な親の役割が「空席」だったと逆に考えます。

「いつ空席となったのか?」を洞察していきます。

大体は幼少期の時点で、いきなりカットされているので、親代わりに組織を置いて教祖として自分を一番の信徒としているのです。
他の信者は落とすのが強迫性です。


親との切り離し(カット)のされ方が重要

親の切り離しの「カットのされ方」というのが重要です。
いきなりカットされたのか、厳しくカットされたのか、ゆっくりカットされたのか、最初からカットもされなかったのか。
そのやられ方で神経症か人格障害か精神病かの分かれ目になります。
いきなり厳しくカットが精神分裂、精神病には典型的です。

理性の「席」に自分が座ってコントロールすること

多くの人は理性の「席」に誰かが居座って指示を出しています。

「空席」ではアノミー(無秩序:自殺や殺人と相関高い)になってしまうからです。

完全に自立している人なんていなません。

多くは、男性だと毒父、女性だと毒母が常に居座って、頭の後ろから指示を出してくるのです。
学校では先生に置き換わり、会社では上司に置き換わったりします。
嫌なやつとして投影してくるのです。

そして承認欲求の本能から、優しい人ほど、「その嫌なヤツに好かれよう」と頭の中で戦い続けるうちに神経衰弱してしまうのです。

まるで脳が自由ではありません。

あなたの行動は他人が決めるのでしょうか?
あなたの行動を他人が嫌うかどうかがをあなたが決めることなのでしょうか?

しっかりと自分が座って、自分がコントロールする必要があります。