2023年のお正月を祝ってはいけない理由~2022年安倍元首相の国葬支持者が正月を祝うのは不敬~

政治経済・近代学問

2023年のお正月を祝ってはいけません。

え?なにいっているの?

と思うでしょう。

本来なら去年は国葬したんだから「あけましておめでとうございます」とか言ってちゃダメなんです。

なぜなら2022年に国葬をしているからです。

本来であれば喪に服さなければなりません。

今年「も」いい年になりますように、なんて言っていてはいけないはずなのです。

私は国葬反対していたので正月祝いますが。

国葬に賛成していたのに喪に服さない人は何なんでしょうかね。

国葬したら正月は喪に服す

国葬したということは「天皇皇族が亡くなられた」ということです。

2022年に安倍元首相は天皇皇族でないにも関わらず同格とみなされて国葬されました。

昭和天皇が崩御された際、天皇陛下の一般参賀式はやってない

例えば、正月の代表行事である天皇陛下の一般参賀式。

昭和天皇が亡くなられた際は、行われていません。

宮内庁

 

平成2年新年一般参賀は,前年1月7日 昭和天皇崩御のため,行われませんでした。


上皇陛下が崩御された際に時限爆弾的に「あれ…?そういえば…?」と後の祭り的に気づきそうですね。

「いやいや、安倍元首相は天皇陛下じゃないし!」と思うかもしれませんが「それならなぜ国葬したの?」という矛盾が疑問として生まれてきます。

国葬したということは天皇と同格の人物が亡くなったということです。

戦後唯一、国葬された吉田茂元首相のときはどうだったの?

驚くべきことに「宮殿の造営工事のため一時中止」しています。

国葬があった年は喪に服すはずなので天皇陛下の参賀もやめるべきところ、
造営工事を理由に吉田茂が死ぬ翌年まで何年も期間を伸ばして一時中止することで回避してる策士。

しかも吉田茂首相が亡くなる4年前から工事を始め、亡くなった翌年から一般参賀式をしています。

国葬した年は一般参賀式をしないので、明らかに狙っていたでしょう。

吉田茂(昭和42年 1967年)首相 没→国葬

新年一般参賀が今の形に定まった意外すぎるきっかけ
https://president.jp/articles/-/64586?page=4

現在の宮殿(昭和宮殿)の造営が始まったので、昭和39年(1964年)から43年(1968年)まで
一般参賀が行われなかった。

宮殿の落成式は昭和43年(1968年)11月14日。こうして翌年から、新しく完成した宮殿の東庭で参賀が行われる現在の形が定まった。

つまり2023年の正月は「国葬があったのに喪に服さずに、正月を祝った。」という歴史上初のことが起こっているのです。

国葬賛成だったのに正月に喪に服さない矛盾

2022年に安倍元首相・統一協会関係者様を「日本の天皇皇族と同格」に「国葬をやらかしてしまった」ので、
2023年正月は喪に服さないといけないことが示唆され、いま正月を祝っている人は大変に「不敬で非国民」、それに加えて国葬賛成だった人はひどい矛盾してるわけで。

「おめでたいので祝います」と流されている空気感がひどいです。

「2023年元旦を祝わずにしっかり喪中したかどうか?」というリトマス紙が追加されてしまったのです。

国葬の何が問題だったのか?~今後、外国首相も日本人の税金で国葬するようになる~


天皇皇族以外の国葬の何が問題だったかというと、例えば今後、親中国や親韓国寄りの人が選挙で首相がなった場合にも、当然ながら日本人の税金で無限に、日本以外の隣国のために日本人が、さざれ石の巌(いわお)となって苔(こけ)のむすまで永遠に弔わなくてはいけなくなるのです。

日本の根幹たる天皇皇族なら血筋ですが、選挙は血筋で決まりません。
例えば、外国人参政権が拡張されて、外国人が日本の首相になったら、日本人の多額の税金でその外国人を国葬することになるのです。

天皇陛下が祝っているので祝います

天皇陛下も新年を祝っていらっしゃるので、これを根拠に(安倍元首相が亡くなったことも)めでたいことだったと祝うことにします。

令和5年の新年一般参賀でのおことば
天皇陛下

新年おめでとうございます。

この3年近くにわたり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などによって、皆さんには、多くの御苦労があったことと思います。

3年の月日を経て、今日、こうして、皆さんと一緒に新年を祝うことを誠にうれしく思います。

いろいろ大変なこともあるかと思いますが、本年が、皆さんにとって、安らかで良い年となるよう願っています。

年の始めに当たり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります。

新年一般参賀映像(令和5年1月2日 1回目)
https://www.kunaicho.go.jp/event/sanga/r05-0102-mov.html

宮内庁でも少なからず「2023年の正月は祝おうかどうしようか」の議論はあったと思います。

靖国神社でも祝っていますね。何も考えてなかったんだろうと思います。

吉田松陰先生や坂本龍馬や西郷隆盛のがいたら絶対に皇族以外の国葬なんて論外です。

逆に「皇族以外の国葬で正月は喪中しろ」なんて言われたら、「ふざけんな」と尊皇で開き直って正月祝いまくってるだろうので私は祝います。

尊皇攘夷の万世一系の思想を組めば「天皇皇族以外の国葬に反対、正月は祝う」という態度が真の日本の愛国者だと思いますが、歴史上過去最高額のお金をアメリカへみついだ統一協会・安倍元首相の国葬の賛成支持者は年が明けても自覚もしていないのだと感じます。

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