某大手ドラッグストアの会長がワクチン接種を優先に受けようとして糾弾されています。
愛知県西尾市の近藤芳英副市長が、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種に関して、ドラッグストアチェーンを展開する「スギホールディングス」の杉浦広一会長とその妻が優先的に予約枠を確保できるよう担当部署に指示していたことが明らかになった。
スギHD会長優先接種「上級国民批判」再びの紛糾
冷酷な階層が切実さを伴ってリアルに浮かぶ 2021/05/12 15:40
https://toyokeizai.net/articles/-/428054
上級国民クレーマー庶民
むしろ市提供のワクチンを権力を盾に受けようとするのは、上級国民というより上級クレーマー庶民です。
本物の上級国民は、医師会や官僚経由や海外経由で当たり前に接種してニュースやスキャンダルにもならないからです。
70歳にして自分だけ助かろうとする社員や他の市民に晒した生き恥でしかなく株価も暴落したのです。
ワクチンの安全性を身をもって伝えようと思って最優先に受けようとしたとか、本当は横入りのズルなのに、耳障りの良い言い訳を作ることもできただろうに、それをしなかったところが余計に芥川龍之介の蜘蛛の糸みたいな人間の浅ましさ感あありました。
もし本当の上級国民なら
仮に自分がドラッグストア会長で優先接種したいとしたら、愚直に市の提供順番を権力で割り込もうとせずに、
表ルートならワクチン接種安全啓発活動と銘打ってパフォーマンス接種、
裏ルートなら製薬会社から個別購入して専属医師から接種、あるいは病院特別一時雇用や協力者として医療従事者枠で駐車するなどが思いつきます。