豚コレラとはブタやイノシシなど豚特有の伝染病です。
ブタやイノシシの症状として、発熱、食欲減退、急性結膜炎。全身リンパ節や各臓器の充出血、点状出血などを起こします。

豚コレラ、愛知でも確認 野生イノシシ感染拡大 2018年12月23日付 岐阜新聞
https://www.gifu-np.co.jp/news/20181223/20181223-100940.html

人間には感染しません。

なーんだ安心と思うかもしれませんが、食文化を大きく脅かしてきます。

豚関連の食品の値段が高くなる

具体的には豚肉を輸入に頼るようになり豚肉自体の価格が高騰します。
加えて豚に関わる豚骨、豚粉末、豚肉出汁など全てに関わるので、豚に関わる全体の食品の価格が上がってしまいます。

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日本は2007年により国際獣疫事務局(OIE)に基づいて「豚コレラ清浄国」となりましたが、これでまた不浄国になりました。

撲滅させるためには30年はかかると言われています。
それまで豚肉の価格は上がり続けるのです。

岐阜県を中心に感染拡大した豚コレラは日本中に拡散されて日本の養豚産業を壊滅させます。

不審に死んでいるブタやイノシシを見つけた時の対処法

もし死んでいる豚やイノシシを見つけたら不用意に近づいてはいけません。

血や便などの体液に感染菌が含まれているので、それを踏んだり触ったりして家に持ち帰れば、その経路でも感染が拡大するからです。

近づかずにそのまま保健所に通報しましょう。

2ヶ月も対応が遅れた岐阜県

先日、「なぜ豚コレラ出てすぐに狩猟を解禁しなかったのか!」とベテラン猟師が岐阜県庁へ抗議していました。

豚コレラが発生したのが2018年9月。
狩猟解禁されたのが11月からなのです。

それまで罠も禁止。見逃していたのです。遅すぎます。

平成30年度の岐阜県内の狩猟について
https://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/kankyo/shizenhogo/c11265/hunter-map.html

岐阜県は申し訳程度のイノシシの狩猟期間の延長をしていますが、豚コレラが出てから遅すぎるのです。

基本的に日本で野生の豚は多くありません。
主に感染拡大させているのは野生のイノシシなのです。

確かに猟師が無差別にイノシシを殺すことも生態系を崩すので好ましくはないですが、必ずしも鉄砲で殺すことを狩猟とはいいません。
罠で「捕獲」することも狩猟なのです。

罠を使えないまま、豚コレラを拡大させた岐阜県の責任は重いです。

冬場に感染イノシシが繁殖期に入るのでもう止められないのです。

日本中の豚が死滅します。

豚肉も輸入になり価格が高騰します。

コスト増で養豚産業が潰れていくのです。