あれば便利。
だけど一番の負担はPCへの手での「記録」で。Stまでの道具の運搬時間ではない。清拭陰洗の保温セットも同時に動けば変わるかもしれないが。
「ロボットの導入で看護師の仕事量を減らす」トヨタ記念病院の新病棟が5月開業へ 愛知(テレビ愛知)
観測する限り
・手書きからパソコン手入力する
・口伝で報告することでエラーでないこともエラーにされ反省文で今日の業務ができなくなる
・業務のしわ寄せが起こり記録で残業
徹底的に「過去のやり方へ後退させる」手法により非効率とヒューマンエラーを「作っている」
医療現場はヒューマンエラーを「作っている」
・患者のフィジカルアセスメントとして直接的な観察は必要だが、正直バイタルウォッチで全アクティビティは取れる
・連携のためと無理に口伝の報告能力を上げなくても、記録に書いてある
・インシデント報告が上司の主観で部下への嫌がらせ目的に利用されている(後輩へ医療事故を発生させようとする)
1秒のコピペやネット接続すれば済む作業を「ノートに鉛筆手書きして」という何時間もかける工程によって、恐ろしいほどのヒューマンエラーが発生し「ナンデナンデ」とやって、エラーレポート反省文を残業して手書きで書いて再提出して過労。
この公務員の仕事の給料ために増税して市民が苦しむ現状
薬剤だの点滴だのはガットへ乗せて片手で病室へ運ぶので大して苦にはならない。
あれば便利で効率化するなら陰部洗浄清拭用の保温ワゴンが常備されててほしい。
毎回、水を温めて冷める前に往復とか。これが無駄。
いやそれ以上に電子カルテ記録の手打ち二度デマ三度デマの時間の無駄の方が深刻だが。
医療現場でも一番手間がかかるのが記録
医療現場でも一番手間がかかるのが記録。
今は診断もSOAPで診ていくが医師共同問題で新しいフォーカス・チャーティング(DAR)で診る病院も増えている。手術等の緊急性高い場所はスタッフ共通してフォーカスでないと混乱する。
SOAP診断が問題に焦点を当てるのに対して、FOCUS(DAR)は出来事に焦点を当てる。なので客観的に自動記録も可能と考える。NANDAでP(プラン)を更新しながら組み合わせて使う。
DARはICUや手術など周手術期で緊急性が高く患者のS情報が収集しにくい場所でメリットがある。逆を言うと慢性期ではOだけの淡白な記録になりやすいのでSOAPとNANDAの方が拾い上げやすい。
医療記録の手法が医療者の業務に活かされていない
カルテの医療記録でSOAPという論文の研究の科学的思考過程を短縮化させ、かつ更新性と今後の展望計画を兼ね備えた素晴らしい方法があるのに、扱う医療者の平時の日常生活、人生の思考法に全くインストールされてない。これが勿体ないどころか致命的すぎる。
医療など職場ではSOAPの順番で、主張と事実と仮説と提案で時間経過で情報を更新していくけど、
こと人間関係においてはPAOSで、提案を仮説に戻してありもしない事実にして歪曲した主張にさせるという、
問題を解決させず逆順序で時間退行させて状態を悪化させるという悪循環をしている。
この医療現場の建設的な「SOAP(ソープ)」ならぬ、
人間関係の破滅的な「PAOS(パオス)」が、
健全な医療を行うための凄まじい「ノイズ」になっている。ヒューマンエラー、インシデントとアクシデントを発生させている。