祖父母が亡くなってお通夜・お葬式をしました。
急にこういうことがあるとびっくりしますね。とても悲しかったです。
今後の方のために私の喪主としての行動履歴をメモしておきました。
後見の方の参考になれば幸いです。
前回は祖父でしたが今回は祖母です。
悲しい気持ちがありますが、こういうときこそ冷静になってお葬式の準備をしなければなりません。
祖父母の属性
・90代(死因:老衰)
・仏教、禅宗(宗教)
死亡当日
亡くなる
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遺族が死亡確認へ(自宅か病院の遺体の場所へ)
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医師のサインの付いた死亡診断書を受け取る
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後見人や相続人が資産管理している場合はATMから銀行口座等の引き出し
・定期預金の場合は税がかかるので役場で死亡届を出してからの凍結解除が良い
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葬儀屋と相談。
・葬儀の日時と場所の決定
・火葬場を予約して番号を把握する
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死亡診断書を役場へ届ける(印鑑、本人確認証持参)
通夜と告別式の日付と場所を記載、火葬場の予約番号も伝える
・この時点ではマイナンバーは失効はするが破棄もしなくていい
・携帯電話スマホや携帯電話番号も関係者連絡調整のためにまだ必要
・保険や銀行口座の凍結解除は死で除籍された謄本が必要になる
・保険証等の返却は葬儀の後でいい
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役場で死体火葬証明書をもらう
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どこまで訃報を広報するか決める
・広めたい場合は新聞やローカルTVや地方議員へ
・ただし通夜と葬儀前後に防犯に気をつける必要あり。
・遠すぎたり、仲良い間柄でもないのに香典を送り合っている仲があれば縁切りに無駄に広報しないのも手
・後期高齢者で葬儀手当などある場合、喪主への振込先の書く紙がもらえることもある
↓
葬儀屋と相談。
・死体火葬証明書を葬儀屋に渡す
葬儀のオプションを決める
葬儀のオプションを決める
1.家族葬であれば家族以外や親しい人以外は呼ばない、香典はもらわない(香典返しをしなくていいメリット)
2.一般葬であれば一般幅広く来て香典はもらう(香典返しをするデメリット)
どちらか
Ⅰ寺社仏閣でやれば場所代で40万円程度
Ⅱセレモニー会場でやるなら必要最小限のセットで良い
→2-Ⅱにする。一般葬で地元の寺社仏閣でやることに決める。香典をもらいながら来客を密回避も考慮して最適化。
※最安価に出費を減らす場合、家族葬で自宅で最小限のセットで葬儀屋に頼むことです。20~30万円でもできます。ただし家族葬ゆえ香典はいただかないので実費でバックはされません。
・一般葬の場合、通夜の香典返し、引き出物が必要。葬式の香典返しを決める(300円の菓子や2000円程度のクッキーとか)
・一般葬で自治体である程度の有名人であれば150~200個は用意しておくと良い、祖母の場合150個でちょうどよかった。100個使われて、残りは無料回収された。
・通夜の翌日の葬式に誰が出席するか、食事を食べるかどうか等の確認
・通夜の食事手配は葬儀屋以外の安価な場所があればそこでいい、300円程度のスーパーの助六寿司など。
・葬式の食事手配は仕出し料理などの1200円程度。
・花の設置。おすすめは棺桶内に入れる花のみ買う。6000円程度。親族は枕花の16000円とかは特にいらない。
・火葬場へ行く車を決める、派手にベンツとか見栄をはらなくても黒のバンとかでいい。そんなの誰も見てない。
・坊さんは3人だと一人3万円程度の御布施。「御布施 〇〇家」と書いて用意。
・遺影写真の用意
料理は最小限、花も最小限、会場人数も最小限で流動化などで最適化する
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・納棺師が遺体をきれいにして納棺
・一緒に焼却したいものを入れる、服など
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・自宅に葬儀屋が来て仏壇やひな壇等を設置する
通夜当日
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通夜当日
・生前の思い出の品をもって仏前に置くといい(アルバムなどあると来訪する参列者も手持ち無沙汰にならず飽きない)
・17時頃からスタートが多いが、だいたい16時頃には来客が来る、14時頃には現場にいましょう
・窓口に記帳所と大きめの箱や缶を机に用意する
・窓口で記帳後、大きめの箱や缶で香典および御淋見舞の回収。
・記帳表と重ねるように交互で香典を箱の中においていく
・御淋見舞、香典の2種類がある
①通夜に御淋見舞だけ持ってくる人(葬式に香典を持ってくる想定)
②通夜に香典を持ってくる人
③通夜にお参りだけに来る人がいる
①は軽いお礼返しだけ渡す
②はメインの香典返しと軽いお礼返しも渡す
③も①と同様(葬式に来る可能性があるため)
・寺社仏閣で室内の場合、黒い靴なので履き間違えの内容に配慮することが大切。
・入口から出口までの動線を気をつける
・仏前で挨拶する「この度はお世話になりました。ありがとうございます。」
・明日の葬式に来る人には「来るように」と念押し(参加するのを忘れて来ないと料理が余るので)
・親族一同から仏前の花の用意の請求書とお金を回収する。枕花の「〇〇家」「親戚一同」「孫一同」など。集めたお金を葬儀屋に支払う。
・焼抗して読経終了後、葬式屋の用意したテンプレート文を読む
通夜終了後の自宅での作業
※精神的にきつかったら後でもいいです
・香典の箱を用意して、香典を開き、名前と額をエクセルに入力。
・記帳表と香典の空袋をセットで空の封筒などに保存。
・分別は1万円以上と、5000円以下と、御淋見舞の3つ。特に1万円以上の方には返しが必要になるので保管。
・コンビニATMはお札50枚まで入金可能なので入金(現金の盗難防止のため)
葬式当日
葬式当日
・10時スタートが多い
・9時前には現場へ
・窓口に記帳所と大きめの箱や缶を机に用意する
・窓口で記帳後、大きめの箱や缶で香典および御淋見舞の回収。
・記帳表と重ねるように交互で香典を箱の中においていく
①通夜に御淋見舞だけ持ってくる人(葬式に香典を持ってくる想定)
②通夜に香典を持ってくる人
③通夜にお参りだけに来る人がいる
①は軽いお礼返しだけ渡す
②はメインの香典返しと軽いお礼返しも渡す
③も①と同様(葬式に来る可能性があるため)
・寺社仏閣で室内の場合、黒い靴なので履き間違えの内容に配慮することが大切。
・入口から出口までの動線を気をつける
・御焼香は僧侶に一礼してからやる
・葬式後、火葬場へ(1時間半~2時間ほど)
・火葬場で食事
・乗り合わせで骨壷と一緒に帰宅
葬式終了後の自宅での作業
※精神的にきつかったら後でもいいです
・香典の箱を用意して、香典を開き、名前と額をエクセルに入力。
・記帳表と香典の空袋をセットで空の封筒などに保存。
・分別は1万円以上と、5000円以下と、御淋見舞の3つ。特に1万円以上の方には返しが必要になるので保管。
・コンビニATMはお札50枚まで入金可能なので入金(現金の盗難防止のため)
通夜・葬式代総額
・葬儀会社へ支払った葬式代
750962円
・寺社へ支払った葬式代↓
御役僧法礼 30000円×3人分→済
導師法礼 18万円
(会場費、通夜、葬儀、火葬経、初七日)
戒名料 7万円
祠堂供養金 5万円
=30万円
・寺社使用量飲食 5000円
・助六弁当代 11923円
・僧弁当代 15000円
=31923円
117万2885円
四十九日法要まで相続登記・引き出物等の支出額
◎四十九日法要まで
はがき代 1890円
納骨式代 100000円
位牌代 9570円
四十九日お布施 20000円
四十九日場所代 5000円
封筒代 110円
自宅への僧侶へのお参り費用 15000*5 75,000円
◎四十九日法要の引き出物
通夜葬式で香典1万円以上だった方への引き出物の半返しカタログ(当日参加者)3734円*15人 56,055円
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上記のカタログ郵送届け(当日に来ない人)(送料が掛かるため、まとめ買いで送料無料のものを)4,224円*12人 50,688円
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上記に加えて当日参加者へのお菓子引き出物 324円*19個 6156円
昼食弁当代 2700円*23個 62,100円
葬儀屋への返し引き出物 2560円
引き出物菓子入れ袋とシール 220円
◎銀行を閉める時や役場や法務局(相続登記)で使用
戸籍謄本 450円
除籍謄本 750円
◎法務局(相続登記)で使用
土地謄本 建物謄本 1200円
戸籍全部証明 450円
印鑑証明*2 600円
住民票の写し 300円
固定資産名寄帳兼課税台帳(宅地) 300円
相続登記印紙(祖父) 10200円
相続登記印紙(祖母) 3500円
最終合計支出額
通夜葬式香典/四十九日引き出物/相続登記合計 収入1296000 支出1579984 合計-283984
四十九日法要御仏前合計 収入173000
香典返し返金 収入17280
最終合計額 収入1486280円 支出1579984円 合計-93704円