現在(2021年)は国の法律に縛られ、その国に生きています。

しかし2050年頃にはどうなるでしょうか。


2050年の世界

例えば、
年金はGoogle、保険はFacebook、不動産はAmazon。
お金は非課税の暗号通貨。国籍はバーチャルサイバー国家。
になっています。

「愛国心ある人だけ寄付的に現実の国に母国通貨で税金払ってください」というサイバーリバータリアン的な未来世界になっているでしょう。

人は肉体の安心と同時に、心は自由を求めるからです。

[肉体]無自覚なパノプティコン vs [心]自覚するリバータリアン

一方で心だけ自由でも、肉体的には生きられるかどうかの不安をはらみます。

それを解消してくれる手段として国際的大企業のパノプティコンになるでしょう。

パノプティコンとは監獄のような一望監視施設のことです。

例えばマジックミラーのように、自分からは相手は見えないけれど、相手からは自分が見えるようなシステム。
相手は自分を監視していますが、自分は監視されていないと感じる監獄のことです。

最低限の衣食住を提供されるベーシックインカムを補償する対価として個人情報を大企業に提供することで安心が提供されるようになります。

肉体は無意識に統制監視されながら、心は意識的に自由なバーチャルへ向かっていきます。