フランス人の友人に「リバタリアニズムは嫌いです」と言われて「そりゃフランスならそうじゃろ…」としか答えられなかった。レッセ・フェールの発祥の地だけど。

フランスのようにあれだけカトリックが多数派で、実際に熱心に信仰していなくても行動慣習が国民性に残ってるので、
労働は奴隷の懲罰刑だと思ってるし、そのために夏休みと冬休みの間の、春と秋はストライキして合法的に毎年、休む。
パリの観光と農業自給率だけで外国が金を持ってきてくれる。

またアフリカなど旧植民地からの搾取のイメージと通じて悪すぎる。

フランスのリバタリアニズムの萌芽であるレッセ・フェール(国は国民を放っておいてくれ)からすれば
重農主義で「ワシらは農家で生きるための自営してるんだから、国は税金取るな」の庶民農家の素朴な思想だったが、
イギリスで「神の見えざる手」だのアメリカで「ティーパーティー」だの大変なことに

あまりにも2020年から権威全体主義と相性の良すぎるコロナ感染症と、リバータリアニズムの思想が相性が悪すぎて。
トランプやランドポールのイメージも相まって
なんか法人税だけ減税したがる新自由主義の一部の権化のようにリベラルから誤解され、これでまた本当のリベラリズムも遠ざかったなと感じた