メサイアコンプレックスとは「自分には価値がなく不幸な人間だ」の劣等感を抱えている人が、他者を救うことで自らの劣等感を補おうとする心理。
優しい人は必要以上に人の気持ちを汲み取って悩むことが多いのではないかな…と感じます。
メサイアコンプレックスは問題ないと思います。
心理の過程では「行動」ではなく「動機」に注目することを重視します。
そして「それで日常生活できないほどに困っているか、困っていないか?」が大切です。
困っていたら良くないこと、困っていなければ別に問題はありません。
人間の「動機」には本能的に共存意識があるので「他人を助けたい」という思いがあるのは自然です。
それが自分の他人を見下す劣等感の「同情」ではなく、
「求められて助けられる」という「慈悲」が動機であれば、心理葛藤する必要はないです。