【時代別の洗脳手法】
①古典的な宗教
①社会集団から隔離する→暴力や脅迫や人格批判を加える→ストイックな禁欲苦行生活で肉体的に追い込む→弱った精神に教えを入れ込む→「やらないと不幸になる」「止めるのは未熟」→嫌われることも試練だとする
(例:古くからの典型的な宗教手法、旧社会主義国の拷問手法)
②不安を利用する
②見捨てられ不安の集団の中の孤立につけ込む→身体的・精神的苦痛を与える→相手に明らかに不利になる行動をさせて「あなたのため、だからあなたのせい、自己責任」と良心を利用した心理操作→「あの人は実は私を大切に思ってくれてる可哀想だけど優しい人で…」という誤認を植え込む→嫌われる孤立脅迫をまた洗脳ループさせる
(例:PTSD、ストックホルム症候群、毒親、DV共依存の手法)
日常生活で自発的に変える
③日常生活の行動の中で身体的に刷り込む。ストローク(褒める)報酬を与える→承認欲求と自己肯定感を満たさせながら、本人が望む以外の利益目的の行動をするようトリガーを植え付ける→一定条件下で自発的にトリガー強化させてオートで動くように仕向ける
(例:自己啓発セミナー、新興宗教)
なにがまずいのか?
共通して言えるのは「外的動機づけ」で「外的な目的」。「内的動機づけ」ではない。行動理由に「自分以外の誰か」が出てくる。本人も望んでないことを、さも本人が自己決定したかのように心理操作している。
脱洗脳の方法
脱するとき、③は厄介だが、自分という「点」の周りにベクトルを向けているのではなく、誰か違う「点」のある「領域」へベクトルが向いているので、
本人の点の周りの「領域」をコンフォートゾーン(心地よい空間)で満たすのが先になる。次に領域の外側へゴールイメージを向ける必要がある。