私の住んでいる所は田舎←どこまでが「田舎」なのか?

政治経済・近代学問

東京都、大阪府、名古屋市等の近郊に住む人に聞くと「自分の住んでるここは田舎」という。
政令指定都市の人に聞いても「ここは田舎」というし、 市町村の人に聞いても「ここは田舎」という。 どこが都市部と田舎の境界線か全く分からない。

政令指定都市から半径40km圏内の人が「田舎」というのは甘い

個人的に政令指定都市から半径40km圏内に住む人で、そこが田舎とか言ってる人がいたら甘い。40km圏外の場所を見たほうがいい。
イオンなどの大型ショッピングモールどころかスーパーすらないのだ。

唯一あるコンビニに列をなす老人

私も、昔は政令指定都市の中心部から30km離れた自分の家の近くは「田舎だなぁ」なんて思ってた。

しかし東北地方に行った時、本当に申し訳なくなった。

衝撃的だったのは、秋田県ある市町村に唯一あるコンビニにタクシーが往来していたことだ。
どういうことかというと、老人たちが朝の買い出しでコンビニに列をなしているのだ。
豪雪地帯に加えて、隣接する家もない、スーパーもないのだ。
なのでタクシーで市町村の中心部に唯一あるコンビニに送迎してもらって食料調達する。

とっくに街はシャッター街、人の気配すらない。
隣家も遠すぎてスーパーすらない。
朝のパチンコ屋や戦後の配給のように、コンビニに並ぶしかないのだ。

政令指定都市を中心に10年で半径10kmずつ劣化・過疎している

私が今いる最も近い政令指定都市の名古屋市周辺だと、愛知県全体はもちろん、岐阜県の岐阜市周辺や、三重県津市周辺や、静岡県浜松市周辺で、
「私住んでるところ田舎」とか言うと、「おみゃあ、なにいってんだ」と思ってしまう。

本当に日本海側や東北地方へ行って、上位の本物の田舎を見てきたほうがいい。

政令指定都市を中心に10年で半径10kmずつ劣化・過疎している実感がある。

政令指定都市中心に大型ショッピングと小型スーパーだとこんな感じだ。

10km圏内・・大型(生存)、小型(生存)、商店街(生存)
20km~30km圏内・・大型(生存)、小型(生存)、商店街(死)
40km圏内・・大型(死亡)、小型(生存)、商店街(死亡)
圏外・・大型(死亡)、小型(死亡)、商店街(死亡)

いずれ今の大学も生産性ないので、将来は大型ショッピングモールに買い叩かれてしまうだろう。
1号棟はユニクロ、2号棟はスタバ、3号棟は雑貨屋、大講義堂はフードコートになってる。

大学も地方商店街と同じ末路になる。

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