心の病気のことを知りたくて精神医学や心理学の知識の海にダイブしても
正確には医療統計と心理統計の海にダイブしてるのに気づかない人が多い。
そして健常者と異常者の境界は、実は全くなく、普通に日常生活に溶け込んでおり、自覚の有無ではなく「その心性で日常生活で困っているか」が境になる。
異常者ラベリングするな
私は便宜的に〇〇病や障害とよく使うが、健常者視点として見ると「異常者ラベリングするな」と見えてるかも知れないが、
例えば知的障がい者施設の高齢者は、明らかに精神病や発達障害が昔の誤診のまま入れられてる。
今も明らかに発達障害でない人が別の病気に診断されてたり、されてなかったりしている。
精神病院だと昔の名残で「この人、実は認知症だけど、とりあえず精神病の診断にしてぶち込んでおくかー。同じ妄想癖だから分からんやろ。」と誤診されたパターンや
知的障害者支援施設だと「この人、発達障害だけど知的障害にしてぶち込んでおくかー(以下同文)」が散見するのと同じ。
社会側の更新が遅かったせいで誤診されまくった過去
知的障がい者支援施設の入居が自閉症がほとんどで
昔のように知的障がいと診断を受けながら、実際は発達障害だったり精神障害だったりしたために(今で言えば誤診)カオスとなり、社会との誤解を解くため人権擁護する機会が減った。
医療行為が必要な重症心身障害であれば医療施設で支援施設で入所ない
知的障がい者施設は今は殆どが自閉症となったが、年配入所者を見ると明らかに発達障害なのに知的障害と誤診されたまま入所してるケースが多すぎて。当時は発達障害も良い薬もなく社会的な受け皿もなかった。
社会側の更新が遅かった。支援員が「障害者への理解を」と社会へ抗議した意味もよく分かる。
今の知的障害者施設や精神病院の高齢患者を見ても分かるように、90年代頃まで
①愛着障害を知的障害
②人格障害を知的障害
③精神障害を知的障害
④発達障害を知的障害
の誤診連発だったので、今も知的障害者施設の高齢者が障害全受けの有象無象になってしまい、職員が障害者の人権擁護を叫ぶのも納得の理由。
明らかに今なら発達障害なのに、知的障害や精神病にされてる誤診断が連発された時代を感じる。
「そりゃ当時の医療・福祉の現場の人は、国(医師)は障がい者への理解が足らないと怒るよね」と納得できる。