異世界転生モノの中世設定で日本人が抜け落ちている視点

日本人は「お上は正しいのが当たり前なんだから善政をすべきだ」の将軍さま性善説の「タテ」のみを神話にしてしまうので、

「お上は増税と規制で必ず間違ったことするから、国家を憲法で義務的に縛って、国民は自由の権利を得よう。民主主義で正そう」の「ヨコ」の近代発想がない。だから中世止まり。

いわゆるナーロッパには共和政体の国は絶無で、貴族や富裕層による立法議会すら見たことがなく、裁判官はまるでお奉行様まで、側室制度や後宮、奴隷制が珍しくない。日本人の国家観・政治観をみごとに表わしていると思います。立身出世や王位簒奪でなく、民衆蜂起や革命の話があったら教えてほしいです https://t.co/e4USBUFjWu

— 芦辺　拓 (@ashibetaku) June 16, 2024

近代以降のリベラルアーツで花開いた学術研究や創作のArt（アート：技術・芸術）において「ヨコ」を尊重する自由こそ重視すべき。

行政官僚が税金を天下り中抜きした「タテ」のおこぼれをありがたがっていてはダメ。中世以前なので徹底的に潰すこと。