柴橋正直・岐阜市長のイスラエル渡航が国際的に大問題になる理由

安全云々ではなく、

国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに逮捕状を出し、

キリスト教カトリックのローマ教皇も、エルサレムのキリスト教会も、イスラエルのガザ攻撃に反対して、

アメリカのクリスチャン・シオニスト宗教右翼しかイスラエル支持してない現状なのに、

政教分離原則も無視して露骨にイスラエル支持の姿勢を公人が取ってしまうのは国際的に岐阜県のリスクがヤバすぎる。

本人だけは利権があるかもしれないが、憲法違反の疑い以上に外交的に不利になる。

岐阜市長、イスラエル渡航 「安全確保の下で問題ない」と説明

https://mainichi.jp/articles/20240606/k00/00m/040/230000c 岐阜市の柴橋正直市長が5月末、イスラム組織ハマスとの戦闘が続くイスラエルを訪問していたことが判明した。外務省が危険情報レベル最上位の「退避勧告」を出しているガザ地区付近の村も訪れたとされるが、柴橋氏は「平和を祈る行動として行った。安全確保の下で回ったので問題ない」と説明した。

 

中東で、イランに続いて、最も原油産出量の多いサウジも中国の人民元決済に移行しているので、 数年前のようにイスラエル支持すれば、アメリカがバックに中東諸国の石油王たちもみんな味方してくれるフェーズはとっくに終わり。 中国が拠出してる国際機関が強めにイスラエル批判できるのはそのため。

この国際情勢でイスラエルだけ擁護すると、同時に親日国のイランや、原油国のサウジアラビアも同時に敵に回すことになってしまう。日本にとってはマイナスの要素しかない。

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