なぜ「家系図」作成を勧めるかというと、今後日本がアメリカによる新自由主義に蹂躙されて安い移住先の多民族国家になっていく過程で、相対的に国籍の優位性を出そうと愛国心ナショナリズムが強まって、それを突き詰めれば民族主義になる。伝統ある〇〇家とか貴族政治を大衆は求めるから。
今年からの国会図書館デジタルコレクション(本文まで検索可)と戸籍法改正で、
先祖の名前を検索して古書から探し、先祖の元住所の役所へ郵送しなくても、自分の地元の役所で全国から戸籍を取り寄せることが出来るので「家系図作り」が楽になる。
いずれAIにやらせたら作業が一撃で終わるだろうなと。
ここ半年で、国会図書館のデジタルコレクションが今までタイトル目次だけ検索で5万点程度だったのが、250万点も内容検索までやれるという恐ろしいことになっている。
多くの人は図書館の古い本なんて数冊を単発で探す程度だが、古い本のデータが増えると影響が大きいのが「歴史」
マニアックな人物でさえ人間関連図が作れ、歴史事実が計量的に記録でき、役場の戸籍謄本では明治以降しか分からないが明治以前の推定の家系図まで作れてしまう。AIで一撃でやられる。
国会図書館デジタルで、試しに自分の家系図に出てくる先祖で、まだ詳細がよく分からない人を検索したら、ドバッと出てきてびっくりする。
今まで「それっぽい時代の」「それっぽい資料」から「当たりをつけて」図書館で調べるしかなかったので。
Wikipediaの歴史項目も、すごく詳細で素晴らしいのですが「とはいえ誰でも個人で自由に編集できるしね」と言い訳がましく15年ほどもやってきて、あとは古書データからAIにより歴史が自動生成され、歴史GitHubで更新かけられて、定説も新説も、間違ってれば「それ確率低すぎません?」で終わる。
やはり南北朝時代の大乱闘スマッシュブラザーズが分かりにくくて南朝タブーの黒歴史してるのが良くない。
それまで源氏だのへ平家だの会社単位で分かりやすかったのが、個人の時代になって織田信長というカリスマ個人に引き寄せられすぎてしまう。
だから本能寺の変も意味不明になる。
社会契約説のように神とのタテの契約から、人間のヨコの契約へヨコへ延ばされると自由度が上がる分「濁り」が生じる。
歴史を遡る時、タテは「民族、言語(数学,論理,音楽等)、宗教、思想」の「争いの起こりやすい順」で一貫した純粋部分を抽出すればいいが、ヨコを追ってしまうと濁りまくるのです。