独居老人になってくると、寂しさから固定電話を握りしめ「誰かの不幸の知らせよ来い…!不幸の知らせよ来い…!」と、
不幸の電話が固定電話から来る→うわー大変だ!→ハイみんな私の言う通り動いて!までのストーリーが本人の中で出来ていて、他人を不幸話題で呼び戻して操作する足がかりを作る。
自分の状態に満足していないので「自分より不幸なことが起これ!起これ!」と待望する。
不幸話に前のめりすぎて、詐欺やセールスにヘッドスライディングで引っかかりに行く。
結果、本人が虚言を吐きまくって誰も相手にされなくなる。
社会的孤立と依存脱却
このパターンで家族や知人からも疎遠されて社会的孤立をしていくのを多く見るのですが、
幼少期からの親の関わり方、その後の社会への関わり方がとても反映されている。
依存からの脱却、脱中心化、幼少期の発達課題の再出現。
80や90歳になってやるのではなく、もっと早く気づけなかったのだろうか…と思います。
こういう老後になる人はもとから社会から孤立していたわけではないのです。
しっかりと定年退職まで働いていても、問題は社会とも自分とも向き合ってこなかったのです。