前回記事
【やよいの青色申告初期設定】
起業・開業から青色確定申告までのやり方3
の続きです。
前回記事でも書きましたが、やよいの青色確定申告のパソコンソフト一択で決めます。
これ以上、便利なのあるの?やよいの青色確定申告のソフト
超絶!おすすめなのが「やよいの確定申告」
私は「やよいの青色申告」を使っています。大多数の経営者は使っています。
一度買えば長期的に使えるので超絶お得です。
しかも初年度は無料(タダ)です。
やよいの青色申告の使い方
基本的に使うのは下記の4つだけです。
ただ私は主に「預金出納帳」のみを使っています。
・現金出納帳(現金でのお金の動きを書く)
・預金出納帳(預金でのお金の動きを書く)
・売掛帳
・振替伝票
実際に経営するようになるとあまり現金を持ち歩かなくなります。
確定申告のときに現金で買ったもののレシートを逐一、入力していくのが手間がかかるからです。
お金の流れが預金通帳かクレジットカードの利用履歴を見れば分かりやすいようにできるだけカードで支払うことが多くなります。
仮に現金で何か買っていてもよほど大きな値段の買い物でない限りは、わざわざ計上したりしません。
↓私はポイントが1円=1ポイントで付加される便利な楽天カードをオススメしています。
預金出納帳で収入と支出を入力
預金出納帳を開きます。
始めた当初の私のやよいの青色申告ソフトの画面です。
①まずは収入を入力しよう
自分の収入が振り込まれている口座の通帳履歴を参照しながら、本年1月から毎月の収入額を入力します。
日付は口座に振り込まれた日付け。
相手勘定科目は[収入金額]の項目の「雑収入」(ネット収入の場合)を選びます。
「預入金額」に収入金額を入力します。
(摘要に何の収入だったのかメモしておくと良いです。グーグル、アマゾン、A8など。)
伝票番号はバラバラでもあとで自動で時系列に整列されるので大丈夫です。
前行の仕訳を行ごとコピーする
数段打ち込んだところで作業が面倒なことに気づくと思います。
そんなときは前の行をコピーして内容を変えていきます。勘定科目も金額も丸ごとコピーできます。
やり方は、
コピーする左の縦四角をクリックして黒くドラッグさせる
[Ctrl]+[L]でコピー
次の行の適当なところを黒色選択して
[Ctrl]+[Y]で貼り付け
貼り付けた行を書き変えます。
②次に支出を入力しよう
次に支出を入力します。
クレジットカードの仕様履歴(私の場合、楽天e-NAVI)と実際にアマゾンなどで購入した履歴を見ながら「経費」に含まれるもの含まれないものを選別し、本年1月から「引出金額」を入力していきます。
クレジットカードの利用履歴にない、別の銀行の預金通帳から落としているものはそれも照合して入力します。
日付は口座から引かれた日の日付けです。
下記に「経費」を載せます。
経費の各項目ができるだけバランスよく、かつ税金対策のために多めに経費計上していくことが大切です。マイナスになっても構いません。
●通信費
インターネットのプロバイダ使用料金、docomo/au/SoftBank/その他MVNOなどの携帯電話の月額支払料金。
サーバーへの使用料金。
動画サイトの会員料金、オークションサイトなどの会員料金。
●新聞図書費
Amazonなどで本やDVDなどを買った料金。新聞等の購読料金。
●水道光熱費(1人分)
※「家事按分」で自動計算も可能
・電気代
月々の電気代はここに含めます。
もし自宅で何人も同居している世帯の場合、家の大きさからオフィスとして使っている部屋がどれくらいの割合か(全体の1/3か1/4か)を判断して全体の電気代から割ります。
例えば、自室が家の1/4の大きさくらいなら月額の電気代1万円とすると1/4で2500円とみなして入力します。
・水道代
あまり水道代を計上する人は少ないようです。
・灯油代
冬場に灯油ストーブを使用した場合。
●交遊費
飲食の接待交際費(普通の買い物、法事の引き出物もここに含まれる。)
事業関連の接待交際費(誰かと飲食した場合。もちろん業務に関わることで計上。私の場合、カウンセリングのスーパーバイズなど。)
●旅費交通費
旅行をした場合の旅費。電車やバス利用運賃。ホテルの宿泊代。
●消耗品
文具やノート、印刷用紙は消耗品。だいたい振り分けに困るものは消耗品に含まれる。
●支払手数料
勉強会・学会など。
●広告宣伝費
リスティング広告等の費用。
●取材費
外の食事など(外食で一人の場合。もちろん何かを取材する場合。)
●車両費
車のメンテ。
●駐車場使用料
有料駐車場を借りたり、使った場合。
●ガソリン代
ガソリン代を入れます。
●自動車税
[租税公課]
※自動車税と任意の自動車保険料は経費か?
車で事業をしている場合。車が事業に必要な場合。仮に車の事業占用割合80%としているなら、車に関わる経費は全て80%を経費にできます。税金、保険料、車検費用等全てです。
事業自体の租税公課や損害保険料とかぶらない方が良いです。全て「車両費」でも良いです。
●雑費
上記でさえ当てはまらないものは雑費で。
参考文献
フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す! 元国税調査官のウラ技
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