精神看護学概論テスト用語まとめ

心理学・精神医学

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私がまとめた独自テスト集を乗せます。
★マークは頻出部分です。
コピーして赤シートを乗せるなどして活用するといいかもしれません。
多少の誤字脱字もあるかもしれませんがご容赦ください。

●判断基準の必要性


精神分析の診断・統計マニュアル(DSM-Ⅴ)(2017年現在

国際疾患分類(ICD10

障害の分類

ICF
生命レベル・・(心身機能・構造障害
活動レベル・・(活動制限
人生レベル・・(参加制約

機能障害→能力障害→社会的不利

意識・・(直接心の現象として経験していること
前意識・・(意識されてはいないが注意を向ければ思い出せる
無意識・・(本人には自覚されない

心の3層は
イド(エス)(自我)(超自我

リビドー)・・自我、イド、超自我、外界の要求から生じる精神力学的葛藤を現実原則に従って調整する機関

●防衛機制

反動形成)・・気持ちとは正反対の言動をとって見抜かれないようにする ex:嫌いな先生に媚びる
合理化)・・あれは~だからなど ex)すっぱいブドウ

昇華)・・欲求がかなえられない時に他のことで満たす ex:勉強できないからスポーツで頑張る

産業保健スタッフによるケア
一人の(衛生管理者)・・50人以上

●精神看護
スティグマ(烙印)←名前だけ覚えておく
→「あなたは精神病」など

リエゾンナース←名前だけ覚えておく
→精神看護専門看護師

●精神医療の変遷(テストで昔の法律は出ない

フランスの精神科医(ピネル)が解放的で人間的な処遇を展開

統合失調症の基礎概念・・(クレペリン・ブロイラー

1900年・・精神病者監護法

呉秀三)・・1918年、全国の私宅杆菌の牢屋を見てあまりにひどいということで病院を作った


1919年・・(精神病院法)・・(都道府県)に効率精神科病院を設置

公立病院が整うまでの期間として(代用病院)がとられた

1950年(昭和25年)・・精神衛生法
私宅監置制度を廃止
都道府県に精神病院の設置を義務付け


1995年(平成7年)・・(精神保健福祉法
精神障害者が基本法の対象として明確に位置づけられる


2003年・・(医療観察法
心神喪失などの状態で大きな事件を起こして不起訴や無罪になった精神障害者を隔離ではなく社会復帰を前提に定めた制度

2005年・・(障害者自立支援法
自立支援医療費として10%を自己負担にした


2012年・・(障害者総合支援法

昭和29年に、非営利法人が解説する精神科病院に国庫補助を規定して精神科病院ブームが起こった
昭和30年にクロルプロマジン、昭和39年にハロペリドール

1964年・・ライシャワー事件

●精神保健福祉法

憲法11条・・基本的人権
憲法25条・・生存権


2006年・・自殺対策基本法 自殺者数は年間3万人(10年以上続く

2003年・・医療観察法

Max2年間入院、最長3年


精神保健指定医)・・患者の人権を養護する上で一定の資質を備えた医師

★★ p312 6-6
精神障害者の入院形態

任意入院・・(本人)の同意

医療保護入院・・(家族(保護者)の同意、あるいは市町村長の同意

措置入院・・(知事)の権限で入院 ★(2人)以上の(精神保健指定医)の診察が必要、自傷他害の危険性が極めて高い場合

緊急措置入院・・(知事)の権限で入院 1名以上の精神保健指定医診察が必要、傷他害の危険性が極めて高い場合、★(72時間(3日)に限って入院措置

応急入院・・同意なし 同意も取れず身元も家族も分からないので★(72時間(3日)だけ入院


通信の自由で法律上の絶対権利であるのは
1(信書の発受
2(弁護士への電話
3(弁護士への面会

文書告知は、入院時の【書面告知】をする(インフォームドコンセント

入院形態の変更と【退院請求】ができる権利の告知

通院費公費負担制度→【自立支援医療費】

【隔離】は、本人または周囲の者に危険が及ぶ可能性が高い時に隔離以外で回避できない場合

【身体拘束】は、患者の生命の保護と重大な身体損傷を防ぐためにやむを得ず行う

●人間関係の4つ
1相互性
2相補性
3代償性
4対立的

●家族関係

予後が悪くなる家族を(HEE家族)=感情表出の高い家族

人間-人間の関係が良いとされる

★★
転移:(患者から援助者へ、過去の人間関係を投影する) 陽性・・信頼や憧れ 陰性・・敵意や非難

逆転移:(援助者から患者へ、過去の人間関係を投影する

★人物名

人間関係の看護論・・(ペプロウ
人間体人間の看護・・(トラベルビー

【ダブルバインド】とは二重拘束のこと ex:左曲がれ、右曲がれ

●ストレスと病気の関係


ストレスは(脆弱性)モデル
同じストレスを受けても病気になる人とならない人がいる

★★
スチューデント・アパシーとは(学生の無気力症


空の巣症候群・・(子育てが終わって子どもが家から巣立つと出てくる

PTSD)・・心的外傷後ストレス障害

★★
フラッシュバック現象)・・トラウマ体験を強く思い出してしまう

★★
ブラックアウト)・・トラウマ体験時の完全な記憶を失う

●精神障害の病院分類

内因性)・・脳の機能の異常(統合失調症、躁うつ病
外因性)・・身体の病気が元となって起きる
心因性)・・心理的なストレスが原因となる(神経症や心身症や人格障害

●精神看護の役割と機能

家族療法とは、家族を1つのシステムとみなしてそれに対して治療する

IP)とは、家族システムの病理を代表して病気や問題を表しているメンバー(家族の中の犠牲者

アダルトチルドレン)・・「親からの虐待」「アルコール依存症の親がいる家庭」で育ってその体験が成人になっても心理的外傷として残っている人

ヒーロー:優秀な子
スケープゴート:問題児のトラブルメーカー
ロストワン:いないふり
ピエロ:おどけて緊張を和らげる
リトルナース:お世話焼き

●精神医療と福祉の問題


日本は世界一の精神科病床数である

統合失調症→入院
うつ、神経症→外来

民間病院がほとんどなので減らない

病証昨日は分化してない、うつ病も犯罪者も一緒に看てしまう

●精神機能の障害と症状

意識混濁:意識清明度の低下
せん妄:幻覚・妄想
もうろう:意識野の狭小
昏睡:何の反応もない
昏迷:別の世界へ行ってしまう


ヤマアラシのジレンマ・・(コミュニケーション苦手な同士

プレコックス感・・精神病患者と会う時の違和感


思考奔逸(観念奔逸)・・いろんな思考が浮かんでくる
思考制止:考えが浮かんでこない
思考途絶:思考が途中で途絶える
迂遠思考:回りくどい
滅裂思考(連合弛緩):何を話しているのかわからない

精神発達遅滞
痴呆

記銘力障害
健忘
見当識障害

錯覚:実物を見間違える
幻覚:実在しないのを近く

被害妄想
注察妄想:見られている妄想
関係妄想:ネズミが死んだので大地震が起こるなど全ての出来事が関係するという妄想
罪業妄想
心気妄想:重い病気でもう治らないという妄想
誇大妄想
微小妄想
嫉妬妄想
憑依妄想

不安
抑うつ
発揚
感情鈍麻
感情失禁:感情変化をコントロールできない

多幸:いつも楽しい
両価性(アンビバレンス):相反する2つの感情を同時に抱く

無為:1日中ごろごろ
昏迷:意欲がなくなる

離人症
差為体験:他者の力によって何かをさせられていると感じる

精神運動性興奮
自閉
常同症:同じ動作を続けること
カタレプシー:不自然な姿勢を取らせるとそのまま

●コミュニケーション


心理的ノイズ

ex:お風呂を見てきて→温度か湯加減か量までか分からない

対面法
直角法
平行法
対角法
斜傾法

コミュニケーションの技法として
事実(出来事)(感情)(計画(願望・予測)の3つに注目することで話が充実する

●発達段階

◯フロイト

0~1歳(乳児期)・・(口唇期
1~3歳(幼児期前期)・・(肛門期
3~6歳(幼児期後期)・・(男根期
6~13歳(学童期)・・(潜伏期
13~18歳(青年期)・・(性器期

◯エリクソン

0~1歳(乳児期)・・(基本的信頼 vs 不信
1~3歳(幼児期前期)・・(自律性 vs 恥・疑惑
3~6歳(幼児期後期)・・(積極性 vs 罪悪感
6~13歳(学童期)・・(勤勉性 vs 劣等感(自己効力感
13~18歳(青年期)・・(自我同一性 vs 拡散
18~22歳(前青年期)・・親密性 vs 孤立
31歳~60歳(成人期)・・生殖性 vs 停滞
60歳(老年期)・・統合 vs 絶望

マーラーは5段階

0~1ヶ月・・正常な自閉期(1つの生命体
2~5ヶ月・・正常な共生期(母と子の一部だけ一体
5~9ヶ月・・分離固体化期(分化期)(母親と隣り合うように
10~16ヶ月・・分離固体化期(練習期)(母親を基地に離れる
15~24ヶ月・・分離固体化期(再接近期)(母親を確認しながら離れる
25ヶ月~36ヶ月(3歳頃)は情緒的(対象恒常性)の時期
→母親を別々の個体として認識して、母親を母親像として取り込む(内在化

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