いろんなうつ病の人を見ていると、申し訳ないが、やはり比べてしまう。
当然、人によって自分への病への解釈の大きさは違うかもしれないが。
正直、うつ病と診断されて薬飲んでる人の中には、明らかに本格的なうつ病と比較して、症状は神経症レベルで軽い人が多い。
基本的に人はアノミー(無連帯・無秩序)を恐れるので、必ずどこかに自分の帰属意識がある。
無神論・無宗教も自分教も、それを言う時点で、共感で仲間を求めているので帰属意識は同じ。
しかし、どうも精神病名や障害名に自分を帰属させて、不幸な自分だと言って周囲の注目を引かせようとする人も多い。
「私は~という病気だから、こういう反応をしてしまうんだ。」と納得するのは便利で容易かもしれないが、
「それを理解できないのは周りのせいだ。私に対する配慮が足らない。」と続くと、周囲から嫌われる。
そして憤慨してまた「私が怒ったのはこういう病気だからだ。」と振り出しに戻って悪循環する。