今後、野菜の価格が過去最大に高騰します。

なぜなら、今回の経済危機で、農家も廃業、収穫できても仲介業者も廃業、輸入も制限されているからです。
すでに知人の農家も、大口顧客である飲食業者が買いに来ない、そもそも飲食業者自体が倒産している、という事態です。
輸入で補うにしても全世界が同じ現状なのです。

夏から秋にかけての野菜価格が上がっていくことは確定です。

いや別に野菜がなくても大丈夫じゃない?
と思うでしょうが、怖いのが野菜の主な栄養素であるビタミンが不足することです。

人間はビタミンは外部から摂取しないと生きられません。

さて、何が爆買いされて、どうなるかは分かるでしょう。

大塚製薬マルチビタミン

すでにアメリカのAmazonでは在庫が延期、あるいは空になっていました。


ビタミン不足になるとどうなるの?

ビタミンは主に野菜に含まれています。若い人でもビタミン不足による身体症状は多いです。

以下の【ビタミン不足で起こることまとめ】を見て、症状から逆引きでどのビタミンが不足しているのか分かることもあります。

マルチビタミンは全体的にビタミンをサポートしてくれます。

【ビタミン不足で起こることまとめ】

ビタミンA欠乏症(夜盲症)・・皮膚荒れ、暗くなると目が見えにくなる夜盲(やもう)症(とり目)
ビタミンB1欠乏症(脚気)・・体のだるさ、手足のしびれ、下肢のむくみ、知覚低下
ビタミンB2欠乏症・・口角炎や舌炎、結膜炎。
ビタミンB6欠乏症・・皮膚の末梢神経炎、貧血。
ビタミンB12欠乏症(悪性貧血)・・悪性貧血、末梢神経障害(手足などの指先に感覚がなくなる)
ニコチン酸欠乏症(ペラグラ)・・手足、首、顔に皮膚炎。舌炎、口内炎、腸炎のため食欲不振。下痢。頭痛、めまい、錯乱。
ビタミンC欠乏症(壊血病)・・血液凝固に必要なので、皮膚に点状の出血を起こしたり、鼻血や歯ぐきの出血。
ビタミンD欠乏症(くる病)・・骨の発育やカルシウムの沈着が障害。乳幼児はくる病。高齢者は骨粗鬆症(こつそしょうしょう)。
ビタミンK欠乏症・・血液凝固に関わるビタミン。血中のプロトロンビン値が低くなるので欠乏すると出血しやすくなる。

人はどれだけビタミンを摂取しないといけないの?

ビタミンの中でも特に重要度が高いのがビタミンCです。

通常、ビタミンCが特に多いフルーツはキウイです。

ビタミンCの場合、一日理想100mg程度です。
これはキウイ半分程度=レモン5個程度。

ビタミン剤だと一粒分。大塚製薬のものだと一錠150mg含有です。

(豆知識ですがマルチビタミン等のビタミンCの錠剤のビタミンCはジャガイモから摂っています。熱に強いので。)

レモン5個食べるか、キウイ半分食べるか、ビタミン剤を1粒かだったら、長期的なコスパはビタミン剤になります。

大塚製薬マルチビタミン

喫煙者だと、酸化ストレスが増加するからビタミンCは約40%も血中濃度が低下します。

一日推奨100mgに加えて+35mgは摂取になります。

(参考)
厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/16.html


ビタミン剤

大塚製薬マルチビタミン

ビタミンCだけ摂取しても即、尿で排泄されます。

一日100mg(キウイ半分程度)が推奨されますが、腸を整える腸活とワンセットとも言われています。

ヤクルトBL整腸薬S錠

アメリカではビタミン剤をはじめとした薬の在庫が空や入荷延期になってるけど、まだ売ってくれている日本は良いですね。

大塚製薬マルチビタミン

今後どうなるかは想像に難くないです。

(参考)
医師・看護師の家庭にある「救急箱の常備薬」まとめ
https://libpsy.com/home-for-doctors-and-nurses/9726/