人格障害

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心理学・精神医学

アスペルガーの診断が消えたと話題に -自閉症一本化の恐怖-

私も最初このニュースを聞いて耳を疑ったのですが、アスペルガーの診断が2013年のDSM-5(米精神医学会の診断の手引-第5版)で消えるそうです。(詳細はこの記事一番下にソースを貼りました)わかりやすく図を書いてみました。今までの自閉症スペク...
心理学・精神医学

「甘え」と「空気」の心理学

日本で誰も着目した人がいないので書きます。「甘え」と「空気」は日本人を特徴づける象徴的な心性ですが、はっきり言うと「甘え」と「空気」は同じ意味です。・・にもかかわらず、非情なことに、否定的な意味で使う時は「甘え」、肯定的な意味で使う時は「空...
心理学・精神医学

投影同一化/投影同一視の違い

投影とは、自己の悪い面を認めたくないとき、他の人間にその悪い面を押し付けてしまうような心の働きです。(悪い面を強調することが多いですが、良い投影もあります。)そして自分も他人と同じように投影してしまうことを「投影同一化」(projectiv...
心理学・精神医学

2つだけの世界は精神病になる

人の動力源にあるのは何か?~エロ・グロ・バイオレンス~上の記事では、人がアノミー(無秩序・無連帯)になって、精神病、殺人や自殺など破滅的な考えになる時は、究極的には「生か死か」「生きるか死ぬか」という「二分法」だけの世界に立ち戻るということ...
心理学・精神医学

自己愛性人格障害の特徴と成因

強迫・自己愛・境界性人格障害の二分法思考の違いの続きで、自己愛性人格障害者について記載します。
心理学・精神医学

25人に1人は良心などない(サイコパスとは?)

タイトルにも書きましたが人は「25人に1人は良心などない」と言われています。元ネタは、アメリカのハーバード大学の精神科医マーサ・スタウト(Martha Stout) の「良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖」という著書からです。
心理学・精神医学

悪人は、善人を悪人に仕立て上げることから始める

前回、自己愛的な神経症者の行動の特徴として、「自分を上げる分、他人を下げる」という傲慢に他者軽視する「自己中心性」について記載しました。また、そのように他者を攻撃するような自己愛の強い人が極めて精神病理的であることも記載しました。前日記:『...
心理学・精神医学

悩みが起きる仕組み

悩みとは、「思いどおりの自分」「なりたい自分」という理想があるからこそ、現状の「そうなっていない自分」に対して嫌悪したり、もしくは「そうなろうとしている」のに、他の誰かがそれを邪魔してきたり、社会的や経済的な理由などの環境的な事情も相まって...
心理学・精神医学

自体愛→自己愛→対象愛への発達3(対象愛とは?)

対象愛(たいしょうあい)とは?自体愛とは?→自己愛とは? の続きです。「自体愛」(じたいあい)は、自分のことしか考えない幼少期の愛の発達段階、「自己愛」(じこあい)は、青年期以降の自体愛にとらわれる「未熟な自己愛」と、他人のことも愛せる「成...
心理学・精神医学

自体愛→自己愛→対象愛への発達2(自己愛とは?)

自己愛とは?自体愛とは?←の続きです。この「自己愛」(self-love)(※1)という言葉なら、「あの人は自己中」「あの人は自己愛が強すぎる」「自己愛性パーソナリティ障害(自己愛性人格障害)」などで聞いたことがあるかもしれません。(※1)...
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