人格障害

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心理学・精神医学

自己愛性人格障害とは「過去で時間停止した人」

「心」を観る時にはまず3段階で観ます。心理学者のハインツ・コフートが提唱した愛の3段階です。成熟した自己愛(対象愛)↑未熟な自己愛(自己愛)↑愛(自体愛)の3つで分け、「どこで固着しているのか(どこで止まっているのか)」を観ます。過去記事で...
心理学・精神医学

車はひっくり返っていない~最初のインプットが固定されてしまう自己愛アスペルガー~

最近はアスペルガーと自己愛性人格障害が併発している場合も多い。7割は自閉症スペクトラム症(アスペルガー等)、3割は自己愛性パーソナリティ障害と分けて診断されることもある。自己愛が低下した場合、IQの低下と現実検討能力の低下が起こる。自己愛性...
心理学・精神医学

アスペルガー・ADHD・自己愛・境界性との接し方/話し方

友人と重要な話をしていたら、ADHDの後輩の友人が突然「ところでさー」と座り込んで話に割り込んで自分の話へ。いかにもADHDらしい行動だと感じた。私は幼い頃から母の勤めていた知的障がい者施設で育った経験からか、障がい者の方に対して何の違和感...
心理学・精神医学

二分法思考はいつ植え付けられるのか?~強迫性・自己愛性・境界性~

善と悪の二分法思考で、「自分の悪の部分を努力で善くしなければ」と自分にも他人にも欲求するのが強迫性障害、「自分は善なる神で他人は悪だと卑下する」のが自己愛性人格障害、「善い自分と悪い自分は別人である」と解離してるのが境界性人格障害。この順で...
日々の研究日記

自己愛の「幼児万能な過去のまま時間停止」する能力~自己愛インフレーション~

いきすぎた自己愛性と話すと全能感の妄想が激しすぎて会話になりません。他人に対する欲求も非現実的欲求だが自分に対する妄想もすごいです。みなさんも経験ありませんか?例えばこんな感じです。「オレ、○○大学なんだよ、そこで一番なんだよ。他の奴らはカ...
心理学・精神医学

二分法病理の心理学と構造主義

サルの「不公平実験」と占拠運動分かりやすすぎて笑いました。ぶどうを与えていた猿に、急にキュウリにすり替えたら怒り出したという実験です。行動主義(刺激と反応だけ)に対する反例としての「期待学習」の発見は、すでに1928年にティンクルポーの猿の...
心理学・精神医学

他者卑下する人の共通点~神経症者の典型的な定型文~

インターネットでは度々言い争いになることがある。しかし反論を返す価値もない、返さなくて良いことも多い。それにはパターンが有る。それは内容や根拠がないのに、一人称を複数形にして他者卑下の言葉だけをくっつけた文を送ってくる場合である。私はこれを...
心理学・精神医学

いじめられる人は最初から決まっている~イケメン=善、ブサイク=悪 ~

昔から母がテレビの前でニンマリしながら何十時間もぽけーっと見続けて家事もしない、振り返ればキレる人だったので、私のテレビに対する憎しみはすごい。香山リカ風に言うと、親がテレビを母親のように依存する「テレビマザー」。今ならSNSやサイトを母親...
心理学・精神医学

宗教知らずは必ず身を滅ぼす ~未来予測は永久不滅~

少し宗教のことについて書いておきたいと思います。僕のうちは代々お寺なので、常に宗教と密接にあり、あまり意識していませんでした。しかし、意外にも、ほとんどの人が宗教について詳しく知らないということを察したので、需要がありそうなので記載しておき...
心理学・精神医学

「17歳のカルテ」は「カッコーの巣の上で」の女性版

機会あって映画「17歳のカルテ」を視聴。精神病院の女子病棟でリーダー格のサイコパス(反社会性人格障害)女性が、ボーダー(境界性人格障害)女性を操る様子がリアルだった。自殺に追い込む描写も。「カッコーの巣の上で」の女性版か。
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