イタリアのフィレンツェといえば二大美術館である「アカデミア美術館」と「ウフィツィ美術館」が有名です。
アカデミア美術館にはミケランジェロの「ダビデ像」があります。
ウフィツィ美術館にはサンドロ・ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」と「プリマヴェーラ(春)」があります。
一生に一度は見ておきたい世界を代表する美術の最高傑作です。
はっきり言うと1日でこの2つを予約なしで周るのは不可能に近いです。
旅行代理店でも同時にツアーに組み込みません。
なぜなら人気すぎて行列が長すぎるため。
待ち時間が長すぎる(日によって変わる)ため。
ヨーロッパ人の気質で急に閉館もあり得るので見られるとは限らないからです。
なので前日予約必須です。
正直、事前に予約しておけば15分~30分待ちで入れます。
(私も今回、予約しておけばよかったと反省しました)
アカデミア美術館は小さいので午前。
ウフィツィ美術館は大きいので午後に周ると良いです。
これから行かれる方はまず前日に予約することをオススメします。
旅行なら旅行に行く前、日本にいるうちにです。
予約なしはまず入場は無理と思っていいです。
しかし私は今回1日で、しかも前日予約なしで両館とも入場することができました。
この方法を紹介します。
動画(一通り話しています)
結論を言うと
「オルサンミケーレ教会で買える」
ということです。
【時間 10:00 – 17:00(日曜、祝日は休み)】
オルサンミケーレ教会はカルツァイウォーリ通り沿いにあります。
ここはなんと
アカデミア美術館、ウフィツィ美術館、ピッティ宮殿、ボーボリ庭園、バルジェッロ美術館、メディチ家礼拝堂、サン・マルコ美術館等の「予約付きチケット」を普通の額で買えてしまうのです。
各美術館前ではチケット買う長蛇の列なのに、この教会の窓口(路地沿いにあります)は全く並んでいません。
どうやら同じ系列の国立施設なので連携してしっかりと売ってくれるようです。
私はイタリア語はしゃべれないので、
どこの美術館かと予約時間をスマホのGoogle翻訳で日本語からイタリア語にして見せました。
「ウフィツィ美術館。15:00予約。お願いします。」とスマホを窓口に見せたらチケットを出しれくれました。
アカデミア美術館もウフィツィ美術館もこれで当日券が買えるのです。
偶然、どうもチケット売り場らしい看板を見つけて声をかけたら大当たりで超ラッキーでした。
ただやはり直前ではなく前日予約に勝るものはないです。
以下、現場での奮闘記↓
アカデミア美術館
例えば、アカデミア美術館前は凄まじいほどたくさんの人です。
壁沿いにReserve(予約あり)とNot Reserve(予約なし)の受付があります。
特にNot Reserve(予約なし)は遠くの路上まではみ出るほど並んでいます。
15分に一度だけ入れてくれますが10人程度の入場制限がかかっています。
私が行ったのは8:35頃でNot Reserve(予約なし)の受付前に30人ほど並んでいました。
そこから待つことおよそ50分ほどでした。
途中、行列に対して一人ずつ35ユーロでチケット売るよと声掛けする人も来ました。
元々12ユーロなので法外に高すぎる上に話が上手すぎます。
そういう人は怪しげなので買わないようにしましょう。
全く列が動かないので諦めていましたが、およそ1時間後にやっと報われることになりました。
ウフィツィ美術館
ウフィツィ美術館は、アカデミア美術館の反省を活かして上記したオルサンミケーレ教会で直前買いしました。
これで長蛇の列をごぼう抜きしてノータイムで入れました。
正直、ウフィツィ美術館まで入れるとは思ってなかったので、とても嬉しかったです。
今後、みなさんの何らかの参考になれば幸いに存じ上げます。