「AIが作った画像が面白い」のではなく「AIが勘違いして作った画像が面白い」

「AIが作った画像が面白い」のではなく「AIが勘違いして作った画像が面白い」
人間が過去すでに知ってるものを再統合させて誤解釈して出力させてる、言語的なスリットに「恐怖と笑い」の紙一重が存在している。
その価値に気づけているか。

AIに無理な仕事は幽霊の言語化作業。幽霊とは超常現象という意味ではなく、言語化できない言葉のスリットに存在しているので、膨大な過去の情報から引っ張り出しても定義することができない。だから怖い。
未定義の状態で、人の言葉で語られると、誰も未知なので「ぎゃー怖い」と忌避される。

お笑いの黎明期は「こんなに面白ぇ奴がいる」の人物主体。
昭和の漫画や芸名も「〇〇くん」「〇〇ちゃん」「〇〇マン」と名乗って、新規的な外れ値なので突拍子もない動きをする特徴。戦国時代の婆娑羅。

それから美術史をなぞるように
・古典ネタ(古典主義)→落語、話芸
・そっくりネタ(写実主義)→そっくりさん
・記号ネタ(印象派、象徴)→ポーズ
・シュールネタ(意味不明世界)
・あるあるネタ(メタ統合)
・原点回帰の古典復古の新規ネタ

ここまで約10年単位。学術研究もアートなので同じ傾向。

AIでも人間が評価するうちは、美術史とお笑いの歴史の価値観と同じ手順を踏んでいくので、人間が持つ過去情報でギリギリ認識可能な範囲で整合されていく。

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