なぜ病院が人手不足で過労して医師も看護師も離職していくかの諸悪の根源は税金泥棒である官僚のせいです。

財務省「医療福祉が税金の無駄ってことにして俺らの給料増やしてぇー」

厚労省「診療報酬改定。病院は7:1にして在院日数短縮の宿題ね。看護必要度でスコア低い無駄な患者は切り捨てろ」

文科省「へぇー世間では医療者不足?それ大学受験の定員に関係あります?」(入り口の受験枠を増やさない)

現場は多忙により余裕がなくなり、職員間でのストレスの殴り合いが起こる。医療の質も低下する。

これに伴って準夜勤だの二交代制だのタイトな日課が高頻度にハード化した。
病院や施設はレースでのピットクルー。レースで壊れた車を直してレースに戻す役割。
クルーこそ税金で養わないと経済が回らないが、クルーも競争に参加させたので全体経済も回らなくなる。

フリードマンすらも禁じた道。


診療報酬改定が諸悪の根源

病院の医師看護師が、厚労省へブチギレて犬猿の仲が極まったのが、
平成18年度(2006年)から診療報酬改定。それまでの10:1の体制から7:1、平均在院日数短縮させた。
この時点ですら人手不足だったのに更に縛りをかけたので多忙になり、更に人手不足になる。

高齢化しているのは事実なのだけど、グラフをなぜか2007年からスタートさせているのは平成18年度(2006年)から病院の診療報酬改定。

それまでの10:1の体制から7:1、平均在院日数短縮の縛りをかけた時期をわざと起点にしている可能性。

おそらく「在院日数短縮で、逆に人的な資源が必要になって医療費が上がっている」を、
逆から読んで「人的資源が必要になったから、医療費が上がっている。医療費抑制のために医療を削らなくては。」と財務省は結論づけたい可能性。

看護必要度は「弱者切り捨て」のため

看護基準10対1から7対1で経営側が達成報酬を得ようと看護師争奪戦で看護師不足となり、在院日数短縮も相まって逆に医療費コストが上がったここ15年。

本来であれば、宿題を減らせば負担も減って人員に余裕が出るはずが、提出期限も短くしたので逆に人員不足した行政失態。

失態が認められず現場を疑って「簡単な宿題(患者)を看てるのでは」と宿題内容を評価しようと導入されたのが「看護必要度」の見直し。

搬送の優先度スコア化の発想「看護必要度」と同じ。

無駄を削減する口実にスコアつけて順位付けして切り分けていく手法。

本来は全員が医療が必要なんだけど、強制的にスコア化して「やっぱり無駄があった」という結論に向かわせる。

通常は患者:看護師で7:1の人員配置基準も、コロナでICU化すると2:1になって人手が取られて人手不足。
戻しても7人の寝たきり重症化患者の人工呼吸器7台と介護看護を一人で24時間監理とか現実的に無理。