私は起業・開業して5年以上になります。当時は学生でしたが、ネットの収益で103万円以上超えたので知人の税理士の勧めもあり、所得税がかからないように起業しました。

それがこのリバータリアン心理学研究所(LPi)です。

最初は右往左往して何をやって良いのか分からず、税理士にも相談しました。
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ただ一度やってみるとそんなに難しいことでもないので、できるだけ簡単にやり方を紹介します。
(専門的な方から見たら粗雑な言い方をしているかもしれませんがご了承ください。)

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どこにも雇われずに年間103万円以上の所得があったら起業・開業しよう!

起業・開業するには、アルバイトやパート以外である必要があります。

どこにも雇われずに年間103万円以上の所得があったら起業・開業します。

下の国税庁のリンクから「個人事業の開業届」をダウンロードして印刷して書きます。

[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|国税庁:
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

これを提出すると「個人事業主」という肩書きになります。

個人事業の開業届の書き方

書く場所は赤丸のところのみです。それ以外は空白で構いません。

「職業」・・私は「文筆業」と書いています。ブログやホームページでの収入のある人の場合、「文筆業」とすると後々税制面でのメリットがあります。それ以外では自営業・コンサルタント・Webデザインなど。

「屋号」・・適当で構いません。会社の名前(屋号)をつけましょう。
ただ「研究所」や「学会」や「協会」など団体名を思わせる名前は、後々ゆうちょ銀行などで屋号のみ銀行口座を作るときにひっかかるのでやめた方が良いです。

「届け出の区分」の欄・・「開業」のみに丸をつけます。
「開業・廃業等日の欄」・・「開業した日」を書きます。

「青色申告承認申請書又は青色申告の取りやめ届け出書」の欄・・「有」に丸をうちます。
「消費税に関する課税事業者選択届出書又は事業廃止届出書」の欄・・「無」に丸をうちます。

「事業の概要」・・3行程度で書きます。最後は「~と、それに付随する業務。」と書くと後々メリットがあります。
例:インターネット事業(運用代行、広告、紹介、ネットショップ等)、コンサルティング事業(インターネットを活用した支援、アドバイス、サービス等)と、それに付随する業務。

実際に行っていなくても特に税務署にツッコまれて聞かれることはありません。


青色申告承認申請書も一緒に提出しよう!

「個人事業の開業届」と一緒に「青色申告承認申請書」を必ず提出します。(もし遅れたら開業から2か月以内あるいは青色申告する年の3月15日までに提出します)

[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|国税庁:
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm

開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出することに主に意味があります。

青色申告承認申請書を提出することで、基礎控除(こうじょ)が受けられるからです。

控除に関しては次の記事で紹介しています。

起業・開業から青色確定申告までのやり方2

所得税の青色申告承認申請手続の書き方

書く場所は赤丸のところのみです。それ以外は空白で構いません。

「職業」・・上記「個人事業の開業届」と同じ。
「屋号」・・上記「個人事業の開業届」と同じ。

「所得の種類」・・事業所得
今までに青色申告承認申請書の取りやめ~略・・「無」に丸
本年1月16日以降に事業を開始した場合~略・・本年1月16日以降に事業を開始した場合、開始する日付を書きます。

(上記の個人事業の開業届と一緒に提出するなら開業した日と同じ日付です)
相続に関する事業継承の有無・・「無」に丸
簿記方式・・「複式簿記」に丸
備付帳簿名・・事業によって必要なものは変わりますが、最低「総勘定元帳」と「仕訳帳」に丸をつけます。

(丸をつけてなくてもあとから確定申告の際帳書類として追加提出も可能です)


提出する時期は?

1月1日~12月31日で計算するので、1月に提出するのが望ましいでしょう。

1月1日きっかりに税務署に提出しなくても、仮に10月~12月に税務署に上記2つの書類を持っていって「来年の1月1日から「開業届」と「青色申告承認申請書」の適応をお願いします。」と言っても受けてくれます。

仮に今年が始まって半年の6月あたりに「あ・・これ収入100万円超すな・・」と思ったらその時期に提出すべきです。
青色申告で遡ってその年の1月からの計算をしなくてはなりませんが、初年度は適当でも何とかなります。

私が開業・起業をオススメする理由

私も当初「起業・開業なんてハードルが高い」「経営者・社長なんて言えるわけない」「社員への給料はどうするんだ」とか思っていました。

しかし大げさに考えすぎでした。

現実は自宅の自室を事務所オフィス兼、社長室として一人でパソコンを触っているだけです。
多くの人がそうです。

今となっては逆に多くの人に開業・起業をオススメしています。

なぜかといえば

・会社の奴隷でいてほしくないと思うため
・世の中の認識が変わる(経費計上など)
・独り立ちしてほしい
・創造的な人間が増えてほしい
・社会の仕組みの勉強になる
・どこかに雇用されなくても開業すれば履歴書を埋められる(履歴書の空白期間が埋められる=無職になる恐怖からの心の支えになる)

からです。

就職雇用という首輪をつけて誰かご主人様に飼われていたという認識から、「自分は自由なんだ」「自分が人生の主人公なんだ」と気づかせてくれるからです。

次の記事↓

起業・開業から青色確定申告までのやり方2