私の毎日の手術業務の中で参考になると好評だったのでまとめます。

手術するには狙い目の曜日があります。

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結論から言うと手術は木曜日や金曜日がおすすめです。

多くの人は月曜日に入院して、会社を休みにしようとします。
みんなそれやるのです。
なので月曜日は件数多くて忙しくなってオペも流れ作業のように適当になる場合が多いです。
水曜日は難しいオペが一発入ること多いので鬼門です。
週末の方がゆっくりじっくり集中してオペできます。

●月曜日と火曜日
→比較的簡単なオペが連続してあります。
(例)
外科のヘルニアや胆嚢摘出術、虫垂切除術、腸切除術(結腸)、心臓カテーテル、硬膜外の脳出血穿頭等々、
婦人科の乳房摘出術(部分摘出)等々、
泌尿器科の前立腺生検、尿管ステント
整形外科のピンニング術やワイヤリング術や抜釘等々
歯科口腔外科の抜歯、嚢胞摘出や抜釘等々
眼科の注射、
などです。

月曜日や火曜日に、下で書いたような水曜日や木曜日にやるべき中級者向け以上の手術をやるのであればあまりオススメできません。
簡単な時に難しいのが来ると集中しにくいからです。

●水曜日・木曜日
→月、火で出来なかった難易度高いオペが入ります。医師も3日くらい術後経過をみたいので水曜日や木曜日が難しいオペが入りやすいです。
(例)
外科の胃切除、肝臓切除、膵臓切除、肺切除、腸切除術(大腸・ストマ造設)、心臓バイパス手術、硬膜内の脳血腫・腫瘍の開頭術等々、
婦人科の乳房摘出術(全摘出)等々、
泌尿器科の膀胱切除、腎臓切除
整形外科の大腿骨、膝関節、肘関節、関節鏡の人工骨頭置換・人工骨頭挿入術等、
歯科口腔外科の下顎形成、プレート固定等々
眼科の白内障
などです。

水曜日や木曜日に、上で書いたような月曜日や火曜日にやるべき初級者向け以上の手術があるのであればあまりオススメできません。
難しい時に簡単なのが来ると集中しにくいからです。

●金曜日
→落ち着いてオペに集中できるので狙い目です。ただ術後、土日に医師が少ない可能性はあります。

難易度に関わらず、金曜日だと落ち着いてゆっくりできます。

おまけ:手術前に執刀医に必ず確認すること

・執刀医は年に何回「その手術」をやったことがあるのか?と聞くこと。
目安として年に15~20回以上。つまり月1、2回は最低やっていることが望ましい。そうでなければ絶対失敗するのでやめること。

・全身麻酔の場合、麻酔医は常にいるか?と聞くこと。
原則で一人の手術に一人の麻酔医と決まっているにも関わらず、何件も並列麻酔をして患者を眠らせたらそのまま患者をほったらかして他の手術に逃亡してしまう麻酔科医もいる。
執刀医だけの問題ではなく、手術中は薬剤管理と司令系統は麻酔科医なのでその人がいないと指示が受けられず死ぬこともある。
必ず麻酔医が常にいることを確認すること。