古代中国・三国志の人の冠(かんむり)に付いてる綿毛は何?

日々の研究日記

三国志とかの登場人物が冠の先にたまにつけてるチョウチンアンコウみたいな、タンポポの綿毛みたいなやつが、何という名前か分からず…。

(参考)
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ネットで探しても見つからず。謎のまま5時間。

日本語のサイトはもちろんWikipediaにも記載はなく、中国の歴史サイトまでめぐってやっと分かりました。

三国志や古代中国時代の登場人物の付けてる冠(かんむり)の綿毛は何?

古代中国や三国志の時代の登場人物。彼らがたまに冠(かんむり)にチョウチンアンコウのようにタンポポの綿毛(冠毛)をつけている。

あれは何なのか?どんな意味があるのか?

当初は仏像の額(おでこ)にある白毫(宝毛、福毛)と同じで縁起物かと思ったが違うようです。

冠(かんむり)に生えているのは
「立笔」(りつもう)
正確には
「貂蝉冠の蝉立笔」(ちょうせん かん の せんりつもう)
と呼びます。

要するに「立笔」(りつもう)と呼ぶそうです。

先秦王朝の頃から、大臣の王冠の装飾だったのが、後に高官の名誉装飾になりました。

貂蝉(ちょうせん)の王冠とは?~語源~

貂蝉(ちょうせん)という人の王冠です。
貂蝉は元か明の時代に書かれた「三国志演義」という架空小説で、呂布という最強武将の一人を惑わした美しき魔女と言われる女性です。
楊貴妃・西施・王昭君と並んで古代中国四大美人の一人ですが実在はしていません。

なので漢字自体の起源を知る必要があります。

貂(ちょう)とは、イタチ(みんく)のことです。
蝉(せん)は、セミのこと。

セミからイタチの毛(しっぽ)が生えているのです。

なぜセミからイタチのしっぽを生やしたのか?

イタチの尾:自信と謙虚の象徴。外は柔らかく内側は硬い。明るい色だが目立たない様子から。
セミ:高貴と謙虚の象徴。高いところできれいな水を飲んで口を開けずに歌っている様子から。

「謙虚でありながら強くて高貴である」という象徴として使用されていました。

中国の北地胡国(モンゴル胡地のトルコ系遊牧移民)の衣装にも貂蝉が見られるようです。

秦の時代の万里の長城は北方民族である匈奴(きょうど)対策で作られたので何らかの権力誇示の意図があったのかもしれません。

(参考)
https://zhuanlan.zhihu.com/p/337616874?utm_id=0

老傅谈宋韵|宋代官服
https://www.thehour.cn/news/519249.html

微博
https://www.zhihu.com/question/27705061?utm_id=0
https://m.weibo.cn/status/LoqNWf6Fm?jumpfrom=weibocom

王陽明の頭
https://www.zhihu.com/question/27705061?utm_id=0

貂蝉冠の蝉立笔
https://baike.baidu.com/item/%E8%B2%82%E8%9D%89%E5%86%A0/7826420

他にも様々な漢字の書き方があります。
貂蝉笼巾
貂蝉冠
蝉立毫
蝉立笔
貂蝉笼巾

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