知人がネットの某質問知恵袋に「僕をなぐさめてください、と書いたら10レス以上にも渡って、甘えている、努力が足らないとボコボコに叩かれた。僕は素直になぐさめてほしいと言っただけなのに…」と言っていたが、
「そりゃそうだろ…匿名で相手も責任を伴わないんだから…」と返した。
二分法思考による認知の歪み: 心を支える心 https://t.co/CcVgjtRp6S
ネット上で匿名であれば神経症者が大量に釣れるのは必然。
根拠のない見下し(仮想的有能感)とセットでやってくる。
たしかに家庭や学校や職場、そのスタートラインに立つ前でさえ、ここまで理不尽なことが続くと、相模原障害者殺人事件のように19人くらい障がい者を殺したくなる気持ちも分かるし、戦争起こってみんな死んでくれないかと思う気持ちは心の底から共感できる。
この気持ちを共感してくれる人がいない場合に実際に行動に移してしまう。
「世間」と「社会」は区別せよ。社会に向かって発信せよ。
鴻上尚史の著書「空気と世間」にもあるように
「世間」と「社会」は区別して考えないと損や理不尽を被る。
特にネットは基本自由だが、自分の感情的に思ったことを思ったように書いてそれが仲間内で無条件で受け入れられる「世間」を求めるのでなく、それ以外の「社会」に向かって書かないと孤立しやすい。
知恵袋に「僕をなぐさめてください」と書くと、知恵袋村での「世間」を共有する連中に叩かれる。
これが村内で、実名、更にリアルであれば実際に「どうしたの、大丈夫?」と心配されてなぐさめてもらえる。
匿名で状況も詳しく説明せず、世間との繋がりを求めても、既存集団に嫌われるオチになる。
ネットで「世間」という無償の愛での繋がりを求めてる人はエ口グ口バイオレンス・ナンセンスな根拠のない見下しと他者軽視の発言が多くなる。
無条件で愛してくれるママを求めているから。
実際にそんな人が哀れんで来ても人間不信でその人にさえも同じことをするので、必然的に孤立していく。
同質を求めて自分を無条件に守ってくれる「世間」に向かって書くのではなく、
まずは自分と同質でない「社会」になぜそう思ったのかという情報を踏まえて発信しないと村八分にしかならない。
世間様は相対化が弱点
実家に帰ると外出する度に報告がいる。
「お母さんの許可とったの!?許可なしの外出は世間様が許しませんからね!」と部屋の前で親が張り込みに入る。祖母もそうだった。
「世間様」という謎の最強の登場人物の正体 | リバータリアン心理学研究所https://t.co/OxiPyY82SK
「世間様」を殺すためには「相対化」が必要。
キリスト教で神を絶対の下で、神と人とのタテ契約を、人と人のヨコ契約に拡大して均等化したように「相対化」する。
世間という無根拠の「絶対」はこれで崩れる。
世間様という最強召喚獣を武器に、他人を拘束して所有物として操作したがる家族に関しては「未来の情報を与えないこと」で対処してる。
情報さえ与えなければ不安は生じない、世間様も召喚されない。