最近、電動髭剃り(ひげそり)に不満を感じはじめ、剃刀(カミソリ)を使い始めました。
評価も分かるAmazonで購入しました。チェックしてみましたが普通の量販店より、Amazonは500円~1000円くらい安いです。
これは、普通の量販店が近所のお店と価格競争してるだけなのに対して、
Amazonはネットで世界と価格競争しているので圧倒的に安価になります。
剃刀(カミソリ)のメーカーでよく見かけるのは、
・イギリスのシック(Schick)
・アメリカのジレット (Gillette)
・日本のカイレザー(Kai-razor)
・日本のフェザー(FEATHER)
です。
○イギリス発のシック(Schick)は、元々イギリスの武器メーカーであったウィルキンソン・ソード社(Wilkinson Sword:1772年ロンドン
創始)から派生してでき、現在の所有者はアメリカの電池メーカーであるエナジャイザー・ホールディングスになっています。
元々はヨーロッパで「刀剣」を作っていたメーカーなのです。
日本ではシック・ジャパンというエナジャイザーの子会社の会社が製造しているのでシック(Schick)という商品名ですが、
ヨーロッパではウィルキンソン・ソード社(Wilkinson Sword)という名称で販売されています。
↑シックのホルダーは多種多彩です。
○アメリカ発のジレット (Gillette) は、キング・キャンプ・ジレット社(1901年)に安全剃刀を開発し、2005年にプロクター・アンド・ギャンブル (P&G) 買収されました。
世界規模のシェアでは「ジレット」が7割でほぼ独占です。
残り3割が「ウィルキンソン・ソード(欧州名)=シック(日本名)」でしょう。
ジレットもウィルキンソン・ソード(=シック)も親会社はアメリカなので、
実質、国で言えばアメリカの独占場です。
日本では「シック(日本名)=ウィルキンソン・ソード(欧州名)」が5割、「ジレット」が3割です。
残りの2割が貝印のカイレザー(Kai-razor)です。
日本の発カイレザー(Kai-razor)は、岐阜県関市の日本刀職人の遠藤斉治朗が1908年に創業しました。
岐阜県関市の日本刀は、日本史において歴代の戦国武将や猛将たちに、最も高価かつ有名で重宝された日本刀を生産してきました。
その日本刀が今では剃刀(カミソリ)へと姿を変えているわけです。
日本初のものには
○カイレザー(Kai-razor)
○フェザー(FEATHER)
がありますが、両方とも日本の岐阜県関市発の兄弟企業です。
カイレザー(Kai-razor)の本社は東京で、フェザー(FEATHER)の本社は大阪にあります。
それだけの違いです。
今回は、
シック(ウィルキンソン・ソード)と、カイレザー(Kai-razor)を比較しました。
起源で言えば、
西洋の刀剣 vs 日本刀
です。
シックは、ハイドロ5 ディフェンスホルダー↓
シック ハイドロ5 ディフェンスホルダー
シック ハイドロ5 替刃 (8コ入)
カイレザーは、KAI4ホルダーを使いました。
貝印は、KAI5ホルダー、KAI4ホルダーとありますが、使いやすい方を選べますし、替刃も4枚刃も5枚刃でも自由に付け替えられます。
←KAI5 KAI4→
←5枚替刃 12P 4枚替刃 12P→
結論として、個人的には、
カイレザーの方が軽くて長持ちで、4枚刃でも剃り残しなく剃れました。
対して、
シックは「キレテナーイ」のCMだけあって安全なのですが、5枚刃でも剃り残しが多かったです。
そしてシックはカイレザーと比べるとホルダーが重く非常に短期間で刃が脆(もろ)くなりました。
この2つなら貝印のカイレザーの方が良いかなと感じます。
これをクリーム(ジェルフォーム)で試してみたり、
シック ハイドロ スキンディフェンス シェービングジェルフォーム 199g
ジェルで試してみたりしました。
ギャツビーひきしめシェービングジェル 205g
個人的には、ジェルの方が、綺麗に爽やかに剃れたと感じました。
Amazonで一番人気なのは、ジレットフュージョン5+1ホルダー(↓)
・・で、ジェルは
ギャツビーひきしめシェービングジェル 205g
・・の組み合わせですが、私は日本人としてあえてカイレザーをオススメします。
もちろんお好みでどうぞ。
続編
↓
総合評価まとめ
【剃刀比較】カイレザー・フェザー(日本) vs シック(イギリス) vs ジレット(アメリカ)
https://libpsy.com/kai-razorvsfeathervsschickvsgillette/1462/