心理学・精神医学

分娩の3要素

分娩とは、胎児および胎児付属物(胎盤、卵膜、臍帯、羊水)が娩出力(陣痛・子宮収縮と腹圧)によって子宮から母体外に完全に排出、あるいは娩出され妊娠を終了する現象を指す。 分娩の3要素とは①娩出力、②産道、③娩出物(胎児および胎児付属物)。これ...
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帝王切開と看護

帝王帝切は、麻酔→消毒→腹壁切開→子宮切開→胎児娩出→胎盤娩出→子宮筋の縫合→腹壁縫合の順で行われる。 1、麻酔 胃のあたりから下の部分を麻酔する脊椎麻酔が行われる。 緊急状態の時は全身麻酔になることもある。 硬膜外麻酔を脊椎麻酔と併用する...
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成熟徴候の観察

成熟徴候の観察 成熟徴候の観察として皮下脂肪が弾力性に富み、よく発育し、皮膚の表面に張があり、しわがなく、皮下の血管が透けて見えない、四肢を屈曲位におき、活発に動かし、元気よく啼泣すること。 胎脂は皮膚の屈曲部のみに残り、毳毛は背部に一部残...
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アプガースコアの判定

アプガースコアは、出生直後の児の健康度の指標である。 生後1分後と5分後に判定する。10点が満点であるが8~9点が多い。 皮膚色、心拍数、反応、筋緊張、呼吸の5項目で評価する。 A Appearance:皮膚色 2点…全身ピンク 1点…体幹...
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原始反射

原始反射とは外界で生きるために人間に備わっている反射である。発達の目安に使われる。 1、非対称性緊張性頸反射(胎児~6ヶ月頃) 仰向けに寝ている児の顔を横に向けると、顔が向いたほうの手足は伸びて反対側の手足は曲がるという反射。胎児の段階で出...
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産痛と産痛緩和

産痛とは、分娩の際に感じる下腹部や腰の痛みのこと。 産痛緩和法とは、産痛の際に痛みを和らげる方法。 腹部や腰のマッサージ、温罨法、安楽な姿勢、呼吸法がある。 (備考) 自由姿勢・・産む時に最も楽な姿勢。 温罨法・・カイロや蒸しタオルなどで体...
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深部静脈血栓症

【概要】 深部静脈血栓症(Deep Venous Thrombosis:DVT)は静脈、特に大腿静脈などに血栓が生ずる疾患です。 足のむくみ、痛み、圧痛​​、赤み、発熱が起こる。 血栓が剥がれ、静脈内を流れ、肺動脈に達し詰まると肺血栓塞栓症...
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母子相互作用

母子相互作用とは母と子がお互いに働きかけ合って愛情や信頼を育てていくこと。 抱く、なでる、おんぶするなどのスキンシップ。目と目で見つめ合ったり、母親が子供に話しかけると子供がそれに答えて一生懸命発声するなど日常の自然なやりとりのなかで行なわ...
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妊娠中の食生活

●妊娠初期:0~15週(1~4カ月)の時期 「食べたいときに、食べたいものを食べる」という食事。 胃の不快感や吐き気を伴うつわりのときは、十分に食べられなくてもあまり気にしなくてもいい。 意識して食べることを推奨される栄養食品を列挙する。 ...
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乳腺炎

●乳腺炎 うっ滞性乳腺炎と急性化膿性乳腺炎がある。 Ⅰ【概要】 ・うっ滞性乳腺炎 うっ滞性乳腺炎は産褥期の比較的早期に乳管内に乳汁がうっ滞した状態。感染によるものではない。 乳管発育が未発達な20歳代前半の初産婦に多く、発症も乳汁分泌がさか...