構造上は、
1.今も厚労省界隈の匿名の自称有識者とやらが非科学的な発言をする(検査なくせ、外来なくせ、ワクチンのみで良い、マスク外せ等)
2.それを支持する医クラや怪しいインフルエンサーが群がる。
「…と専門家様が言ってる」という自称専門家が虚実を混ぜて中立を装いながら肯定していく。
2で、「〇〇とされています」「〇〇と言われています」と
・論文引用なし
・偽装した詐欺グラフ(未集計を未接種としたり、%を誇張してズラしたり、比較期間がデルタ以前だったり)が来る
・その詐欺グラフや発言を元に「専門家の意見によると…」と繋げて「正しい」
この過程を個人や複垢でやってる
ワクチンPTSD/ストックホルム症候
今回の場合、「身体的苦痛に耐えたんだから、自分は正しいはずだ、だからワクチンも正しいはずだ」とするDVの依存性のような、PTSD/ストックホルム症候群がそのまま広範囲に科学的思考を放棄する非科学的な態度として出てしまっている。
DVや宗教の論理と同じ。加害者(ウイルス側)の味方をしてしまう。
→ワクチン接種という身体的苦痛
→乗り越えた成功体験報告
→「きっと打ったから感染しなかった」非科学な生存バイアス
→重篤副反応やADEによる逆効果デメリット
→認知的不協和(攻撃的否定)
→PTSD(ストックホルム症候群)
通常、実体験の伴う心性は自己肯定感や自尊感情や自己効力感に担保されますが、
実体験の伴わない心性は、虚勢や空威張りと見下しで担保する仮想的有能感に行き、IQ低下や精神病と相関していく。
入り口だけ実体験させて、中身は非科学でデタラメでもそれを広報させ、後で自分にウソをつけなくさせる。
洗脳の切り方
タテで洗脳されているときは、ヨコから切る必要があります。
オウム真理教がそれ以外が敵に見えていたように、脱洗脳時に内部からの脱会者の成功体験によって離れるハードルを低くする必要があるのです。ピアサポーター、依存症改善と同じ。
例えば「世間様」を殺すためには「相対化」が必要。
キリスト教で神を絶対の下で、神と人とのタテ契約を、人と人のヨコ契約に拡大して均等化したように「相対化」する。世間という無根拠の「絶対」はこれで崩れる。
・いつもなら科学者どころか放送ならBPOで総叩きされるはずが
・政府権力が結びつくと理科系を誇示に使ってる人は臭いものにフタして非科学主張の味方しようとする現象。学術会議や統一協会でも見られたあれ。
・統計に疎い医療者にノーガードで流れた
今後、「死者の中で、重症者の中で、接種者の中で、未接種者の中で、90%以上有効でした系のグラフ」はまず疑った方が良い。
同条件での比較と外要因の検討がないので。
過去にもダイエット詐欺で同じ手法が多用されて問題になった。
・なぜか未接種者の感染との比較ではなく、接種者の感染を母集団にしている。
・接種者ということは、感染予防意識が高い=マスクで防いだ可能性もある。ワクチン以外の要因の可能性がある。その中での感染者は少ないに決まっている。
・デルタでのブレイクスルーの懸念を言う割には期間が不記載。 https://t.co/8GjtR9yciq— Tokey_Neale(tokita kenichi)🇨🇭⚕🇩🇪 (@tokeyneale) August 22, 2021
疫学・統計学的推論が全くなされずに、記述統計のみでの分析・解釈が行われている。
厚労省界隈がなぜ学術的におかしい毒液みたいな情報をバラまくかはこれに尽きる。
いや高校生か大学生の時に統計を習ったのかすら怪しい。
そんなんにだまされる大衆はともかく、医療者ならホント情けない。