私がまとめた独自テスト集を載せます。
★マークは頻出部分です。
コピーして赤シートを乗せるなどして活用するといいかもしれません。
多少の誤字脱字、意味不明瞭個所もあるかもしれませんがご容赦ください。
p430
●上部尿路
腎臓の外側には(腎筋膜)におおわれている
腎門から(腎血管)、(腎盂)が入り込んでいる
腎臓の輪郭を沿って流れて、小葉間動脈、輸入細動脈となり(糸球体)に至る
↑は(ボウマン嚢)とともに(腎小体)を形成している
濾過された尿は対応する1本の(尿細管)に注ぐ
尿細管は近位尿細管→(ヘンレ係蹄)→遠位尿細管
●下部尿路
(膀胱)は尿を体の中に一時的にためておく
(150ml)まで貯まると尿意を感じる
(前立腺)は男性にしかない臓器
内尿道口から外尿道口まで通じてる管を(尿道)
男性は16~20cm
女性は3~4cm
膀胱を含め腎盂から前立腺尿道までは(移行上皮)という上皮におおわれている
尿路
血液→(子宮体)→→(尿細管)(下行・ヘンレ・上行)→(集合管)→(腎盂)→(尿管)→(膀胱)→尿道
★
●尿の異常
(検尿)・・尿の性状を調べること
(血尿)・・尿に血液が混入した状態
(膿尿)・・尿中に白血球が多く混在、尿路感染症が存在している
(乳び尿)・・尿にリンパ液が混入した時に生じる尿所見、脂肪滴が混在するので乳白色
気尿・・尿中に気泡が生じる
糞尿・・尿中に便が混じる
血尿の原因としては(尿路結石、尿路感染症、悪性腫瘍)などがある
膀胱の機能は尿をため(蓄尿)、それを体外に輩出する(排尿)
(頻尿)・・尿が十分たまってないのに排尿してしまうこと。1日10回以上の場合。
※尿量が多いのに排尿回数の多い(多尿)と区別すること
尿意切迫感・・がまんできないほど強く急激に起きる尿意
(切迫性尿失禁)・・強い尿意切迫感で失禁すること。
(腹圧性尿失禁)・・尿道括約筋の筋力低下、咳やくしゃみなどで失禁すること。
(真性尿失禁)・・膀胱内に尿を保てず、つねに尿が漏れる
(反射性尿失禁)・・排尿反射弓を通じた刺激により、排尿筋が収縮して尿が漏れる
(溢流性尿失禁)・・尿閉により膀胱内圧が上昇し、尿道抵抗を超えて尿が漏れる、前立腺肥大で尿閉になった場合など
●尿量異常
(無尿)・・1日尿量が100ml以下の状態
(乏尿)・・1日尿量が500ml以下の状態
(多尿)・・1日尿量が3000mlを超えて持続する場合
※尿閉と無尿の違いは?
(尿閉は尿があるが前立腺肥大などで排出できない、無尿は1日尿量が100ml以下)
透析の種類は
血液透析法、腹膜透析法
★
●排尿障害
(遷延性排尿(せんえんせい))・・排尿開始までに時間がかかること
(苒延性排尿(ぜんえんせい))・・排尿そのものに時間がかかること
★テスト
(尿閉)・・尿が充満しているのに尿が全く出ない状態、男性に多く前立腺肥大症による
残尿感・・尿がまだ残っているような感覚
p437
腫瘤・・腹部に腎腫瘍、巨大腎嚢胞、巨大水腎症
陰嚢水腫・・腫瘍で最も多い
勃起不全
★テスト
●診断と検査
※泌尿器で熱が出る病気は限られている、だいたい「炎のつく病気は発熱」する
炎症には急性と慢性があるが、「発熱するのは急性のみ」
代表的なものを4つあげよ
(急性腎盂腎炎)
(急性前立腺炎)
(急性精巣上体炎)
(精巣炎(まれである))
★例外
急性の膀胱炎や尿道炎は発熱するか?→(発熱しない(膀胱炎と尿道炎は発熱しない))
膀胱炎の3つの症状
(排尿痛)、(頻尿)、(尿混濁)
(浮腫)・・足がふくれる、むくみ。急性腎炎や腎不全など体内の貯留によって認められる場合、
原因は大きく2つ→(低栄養)や(ネフローゼ)にともなう低たんぱく血症で見られる場合がある
尿の性状異常の場合、(肋骨脊柱角(ろっこつせきちゅうかく))を軽く叩くことで、強い疼痛がみられる場合は、腎盂腎炎や膿腎症などの人の急性腎炎が疑われる
腹部の聴診では腸の(グル音)や、(血管性雑音)に注意する
検査は、尿検査、内視鏡検査(膀胱尿道鏡、尿管鏡)、X線検査、尿流検査、超音波検査、CT、MRI検査など
p445
●尿路結石
★
テスト
尿路結石の症状として、
(疝痛(せんつう))・・空洞性臓器および管状臓器の壁の平滑筋を痙攣・蠕動での内臓痛
(腎疝痛(じんせんつう))・・腎皮膜が伸展して生じる疼痛
結石成分は(シュウ酸カルシウム結石)が主
他にリン酸カルシウム
尿路結石を引き起こす成因として、カルシウムが高値、尿酸値が高い、尿路感染・閉塞などがあるが
特に(原発性副甲状腺機能亢進症)、ビタミンD中毒、クッシング症候群、悪性腫瘍、シスチン尿症、高尿酸血症、尿路感染症などである
★
尿路結石の検査はレントゲン検査が一番わかりやすく(KUB:(kidney(腎臓) ureter(尿管) bladder(膀胱))の略)を撮る
保存治療では長径10mm、短径6mm未満の結石であれば(自然排石)が期待できる
治療としては(体外衝撃波結石砕石術)(英語(ESWL))が一番使われる
結石に音波を集束させて粉砕する
その他、経尿道的尿管砕石術(TUL:尿道から尿管鏡を挿れて直接粉砕)がある
p452
●腎細胞がん
腎臓がん
腎ネフロンに発生
TNM分類
充実性腫瘤、嚢胞性腫瘤
腎摘除術
p459
●腎盂尿管がん
水腎症・・側腹部痛
尿道カテーテル法を用いて逆行性腎盂造影を行う
p460
●膀胱がん
(膀胱がん)・・前立腺がんの次に発生頻度の高い悪性腫瘍
★
症状は(伴わない)。
無症候性血尿である
検査では(膀胱鏡検査)が最も適切
生体検査を行う
浸潤がんは急速に進行するため、膀胱に限局する場合は、骨盤内リンパ郭清を併用した
(膀胱全摘術)
(尿路変更術)
が行われる
後者には4つある
(回腸導管)・・尿管を腸で繋いで、ストーマで出す。
(導尿型代用膀胱)・・腸を丸めて膀胱型にして戻す、ストーマで出す。
(自排尿型代用膀胱(ネオブラダー))・・腸を丸めて膀胱型にして戻す、尿道から出せるように繋ぐ。
(尿管皮膚瘻(ひふろう))・・尿管を腰の外にそのまま出す古典的なもの
術後は(ストーマ)の自己管理を指導する
●前立腺がん
p498
前立腺がんのマーカーの指標・・(ローマ字3字 PSA)
尿細管間質性腎炎
慢性尿細管間質性腎炎
尿細管性アシドーシス・・糸球体濾過量は正常あるいは軽度の低下だが、酸排泄能の低下・重炭酸イオンの再九州阻害で代謝アミロイドーシスになる。
アルカリバランスは正常ではph7.4。二次性アルドステロン血症や低カリウム血症を引き起こす
●排尿に関する神経
蓄尿時・・膀胱は(弛緩)、括約筋は(収縮)
排尿時・・膀胱は(収縮)、括約筋は(弛緩)
腎臓の手術・治療3つ
移植
血液透析
腹膜透析
p504
●精巣腫瘍
精巣腫瘍・・まれな腫瘍、停留精巣やクラインフェルター症候群で発生率が高いので発育不全と関連深いと言われている
p507
●陰茎腫瘍
(尖圭コンジローマ(せんけい))・・良性腫瘍、カリフラワーが亀頭や膣にできる
(陰茎がん)・・悪性腫瘍、亀頭部に扁平上皮がんとしてできる
●代表的な性分化異常(名だけは覚える)
クラインフェルター症候群・・男性、過剰にX遺伝子を持つ、精巣が小さく、女性に近い体型になる。(男性不妊症)の原因になりやすい
ターナー症候群・・女性、女性は正常なX染色体2つもつが、1つしかない。女性型の体型で低身長。
●脳血管障害
右鎖骨下動脈 左鎖骨下動脈
腕頭動脈(右側にしかない) 大動脈
脳の環状線である(ウィリス動脈輪)
一過性脳虚血発作(TIA)・・1時間以内であり急性期脳梗塞がないもの(2~15分で消失する)
失神や意識消失発作は含まない
しかし放置すると30%は脳梗塞に
●脳梗塞の3種類
(アテローム血栓症(脳梗塞))・・大きな血管が詰まる。動脈硬化、粥状動脈硬化
(心原性(脳梗塞))・・心臓から流れて脳の大きな血管に詰まる。
(ラクナ梗塞)・・脳の細かい血管に詰まる。
●梗塞の原因と抗血栓療法
抗血小板療法
代表的な薬・・(アスピリン)
抗凝固療法
代表的な薬・・(ワーファリン)
●t-PA治療(アルテプラーゼ)
投与可能時間は発症後(4.5時間)
発症時間が不明な場合は、最終未発症時刻を発症とする
例えば、朝倒れてるのが発見されて、昨晩のいつ倒れたかわからないのであれば、(この治療はできない)
●脳の構造
大脳
脳梁
視床
視床下部
下垂体
中脳
小脳
橋
延髄
中心にあるものを(内包)という
脳出血
くも膜下出血
硬膜内腫・硬膜外腫瘍
●高血圧性脳内出血
★テスト
(被殻出血)と(視床出血)を合わせたものを(混合型出血)
橋出血
小脳出血
頭頂葉の皮質下出血
●くも膜下出血
「突然にきた」というのがキーワード
腰椎穿刺で血性が見られたらやばい
クリッピング術とコイル塞栓術がある
●水頭症
歩行障害・尿失禁・知的障害があったら水頭症を疑う
●もやもや病
小児で泣いたり、ラーメンをすすったりして(過呼吸)になると脳の血流低下でなる
●頭部外傷
頭部内圧、脳ヘルニア
頭蓋骨骨折
硬膜外腫瘍(ちょっとやばい)
硬膜下腫瘍(かなりやばい)
脳実質損傷
外傷性脳内出血の場合、直撃損傷に対して、(対側損傷)も考えること
●12の脳神経
1嗅神経・・嗅覚
2視神経・・視覚
3動眼神経・・眼球運動
4滑車神経・・眼球運動
5三叉神経・・顔・鼻・口・歯の知覚、咀嚼
6外転神経・・眼球運動
7顔面神経・・(舌前の2/3の味覚、涙腺)
8内耳神経・・聴覚・平衡感覚
9舌咽神経・・(舌後1/3の味覚、唾液腺)
10迷走神経・・喉の知覚・運動
11副神経・・僧帽筋や胸鎖乳突筋
12舌下神経・・(舌の運動)
※舌下神経は運動のみ。
舌は顔面神経2/3と舌咽神経1/3であると覚えておくこと。
迷走神経は運動
嗅いで見る動く車の三の外
顔耳のどに迷う副舌
●原発性脳腫瘍
(脳実質内腫瘍)・・脳そのものから発生する
(脳実質外腫瘍) ・・髄膜や脳神経、下垂体などから発生して脳を圧迫するように発育
悪性は脳へ浸潤していく→意識不明瞭
良性は圧迫する→意識明瞭
転移性脳腫瘍では悪性がほとんど
眼底所見で、(うっ血乳頭)が見られる
●脳腫瘍の治療
基本的には(腫瘍摘出術)である
術後の補助として(放射線治療)(化学療法)
定位放射線治療として(ガンマナイフ)
●神経膠腫(しんけいこうしゅ:グリオーマ)
脳実質内腫瘍である
神経膠細胞(グリア)が脳内で腫瘍になる
部位により星細胞腫、乏突起神経膠腫、上衣腫とそれぞれ呼ばれる
脳腫瘍の基本的治療と同じで摘出術、術後の放射線治療、化学療法、免疫療法など
●髄芽腫
脳実質内腫瘍である
(小児)の(小脳)に発生する悪性脳腫瘍
●脳膜腫
脳実質「外」腫瘍である
ほとんどは(良性)、(女性)に多い
●神経鞘腫
脳実質「外」腫瘍である
聴神経腫瘍が多い
その他、三叉神経腫瘍など
良性である
●下垂体腺腫
脳実質「外」腫瘍である
下垂体の一部が腫瘍になったもの
良性である
★テスト
腫瘍が大きくなることで周囲の組織を(圧迫)して起こる症状
=視神経、(視交叉を圧迫)することによる
視力視野障害を(両耳側半盲(りょうじそくはんもう)・・半分だけ視界が見えない)という
ホルモンの(内分泌)症状
GH(成長ホルモン)・・末端肥大症、巨人症
PRL(プロラクチン)・・無月経、乳汁分泌、乳房女体化
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)・・クッシング症候群
●頭蓋咽頭腫
脳実質「外」腫瘍である
視交叉への圧迫→視力視野障害
下垂体機能低下
●頭蓋内胚細胞性腫瘍(でない)
脳実質内腫瘍である
精子や卵子になる細胞から発生した腫瘍
●脳原発・悪性リンパ腫
脳実質内腫瘍である
近年増加している
●癲癇(てんかん)と痙攣(けいれん)
てんかん=脳
けいれん=脳以外でも起こる
ジャクソン発作・・ピンとなる
複雑部分発作・・見た目は普通にしてるが急に倒れる、手をぶらぶらする
ミオクローヌス発作・・ピクッピクッとする
欠神発作・・突然停止してぼーっとしてはっとする
●認知症
●骨膜炎
ウィルス性骨膜炎
細菌性骨膜炎
真菌性骨膜炎・・免疫低下してる日和見感染
★テスト
診断・・クリプトコッカスでは(髄液)の(墨汁染色)をする
結核性骨膜炎・・粟粒結核による、脳底髄膜炎、脳神経麻痺
●ヘルペス脳炎
HSV-1(口唇ヘルペス)がほとんど
小児や成人に発症
新生児ではHSV-2の産道感染が多い
側頭葉を中心に病変がある、海馬や扁桃体の辺縁系の障害で記憶障害になる
●亜急性硬化性全脳炎(でない)
●脳膿瘍(のうのうよう)
脳のウミ
腰椎穿刺は禁忌
●プリオン病
狂牛病
変異型プリオンタンパクが中枢神経に蓄積、神経細胞死する
★
●パーキンソン病
錐体外路の障害 ※錐体路ではない!外!
錐体路以外で人の複雑な随意運動を円滑に行うのに必要に
●パーキンソン症状
三大徴候
(振戦)
(無動)
(固縮)
認知障害・・レビー小体型認知症
●脊髄小脳変性症
小脳を中心に関連する脊髄や脳幹の神経系統が変性する
歩くときに開脚歩行になる
●多系統萎縮症(MSA)
-C(小脳症状)(オリーブ橋小脳萎縮症)
-P(パーキンソニズム)★
-A(自律神経障害)(シャイドレーガー症候群)
パーキンソン病とMSA-Pの見分け方は(心筋のシンチグラフィーで心臓が映らない)
●運動ニューロン疾患
筋萎縮性側索硬化症(ALS:アミトロ)
男性に多い、運動ニューロンの変性
例:徳洲会の会長やホーキング博士
麻痺が起こる
治療法はない
●脱髄性疾患(MS)
脳脊髄の白質が多発性、散在性に脱髄する
女性に多い
●重症筋無力症(MG)
アセチルコリン受容体に対する自己抗体産生→神経筋結合部の刺激伝達が障害される
夕方に症状が多い
呼吸不全
●筋疾患
ランバート・イートン筋無力症(LEMS)
重症筋無力症と症状が同じなので区別しよう!
肺小細胞癌に合併する傍腫瘍性神経症候群の代表
神経終末のアセチルコリンの放出障害
●末梢神経障害
(ギランバレー症候群)・・末梢神経障害により手足の麻痺が生じる
★
中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺(ベル麻痺)の鑑別方法は?
(額のシワの有無)
※ベル麻痺だと片方のみ歪む、特に額のシワをみる
●神経支配
C56・・三角筋・肩関節外転
C56・・上腕二頭筋・肘関節屈曲
C678・・上腕三頭筋・肘関節伸展
C6・・手を握って上に
C7・・手を握って下に
C7・・手を開いて指先を上に
C8・・手を握って指を内に押し込む
T1・・手の指を左右に動かせる
★
●前頭側頭葉変性症とアルツハイマー病の違い
前頭側頭葉変性症の変性部位は(前頭葉)と(側頭葉前部)
アルツハイマー病の変性部位は(頭頂葉)と(側頭葉内部)
人格/行動異常として
前頭側頭葉変性症は(初期から)
アルツハイマー病は(初期には目立たない)
●頭痛
片頭痛
筋緊張性頭痛
群発性頭痛
脳脊髄液減少症
★
歩く→しばらくする→前かがみで少し休む(30秒ほど休む=血の巡りをよくする)→歩く
このような症状の歩き方を(間欠跛行(かんけつはこう))
※閉塞性動脈硬化症の場合は休む時間が5~10分かかる
p72~
●
脱臼
椎体骨折
非骨傷性脊髄損傷
完全麻痺
不全麻痺
●骨粗鬆症
骨強度は(骨密度)と(骨質)の2つから成る
骨芽細胞と破骨細胞
女性の場合、(閉経後)に多く、骨は(硬くなる)。しかし中身はスカスカ
転倒防止には太極拳がいい
骨粗鬆症で折りやすいのは(背骨)である
●骨粗鬆症による脆弱性骨折
脊椎椎体圧迫骨折(せきついついたいあっぱくこっせつ)
大腿骨頚部骨折
上腕骨頚部骨折
撓骨遠位端骨折
●胸部外傷
超致死的な胸部外傷
TAFな3X
(心タンポナーデ・・心臓の周辺膜が大きくなって圧迫)
(気道閉塞)
(フレイルチェスト・・胸壁が吸気時に陥没して呼気時に膨らむ)
(緊張性気胸)
(開放性気胸)
(大量血胸)
●骨折の合併症
すぐに起こる損傷4つ
(皮膚損傷)→感染
(血管損傷)→出血
(神経損傷)→麻痺
(内臓損傷)(図外、胸郭、骨盤環)
教3 p88
(阻血性拘縮)(フォルクマン拘縮など)
外傷性骨化性筋炎
Sudeck骨萎縮
無腐性壊死(大腿骨頭)
骨端軟骨板損傷(変形、短縮)
p106
●脂肪閉塞船症候群・・骨折したところに脂肪の塊が詰まる
●SIRS
●変形性関節症
O脚(おーきゃく)
※変形性膝関節症と関節リウマチの違いを区別しよう!
変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)(OA)・・関節軟骨が消失してしまって骨が(硬くなる)
関節リウマチ(RA)・・関節どころか骨までやられる、破骨細胞が亢進、骨が(やわらかくなる)
股関節置換術後、人工関節の場合、内転して、内旋すると外れてしまう(和式トイレでしゃがんだり、またがったり)
p179-205
●骨腫瘍
★特に覚えるポイント
「内」は悪性、「外」は良性。
「外」のうち下垂体腫瘍で視交叉を圧迫すると両耳側半盲
●脳実質「内」腫瘍
→脳そのものから発生
◯神経膠腫(こうしゅ)(グリオーマ)
→神経膠細胞(グリア)が腫瘍に
◯髄芽腫
→小児の小脳に
◯脳原発 悪性リンパ腫
頭蓋内胚細胞性腫瘍
→精子や卵子になる細胞から発生
●脳実質「外」腫瘍
→脳を圧迫する(髄膜・脳神経・下垂体より発生)
圧迫は良性(大丈夫)、悪性は浸潤(意識不明瞭)
◯脳膜腫
→女性に多い
◯神経鞘腫
→良性で(聴神経腫瘍)が多い
◯下垂体腺腫
→良性で下垂体の一部が腫瘍
圧迫する、視交叉を圧迫(目のすぐ後ろに下垂体があるので)→両耳側半盲
◯頭蓋咽頭腫
→視交叉を圧迫、下垂体低下
★特に覚えるポイント
髄膜炎のウィルス性のクリプトコッカスでは髄液を墨汁染色
ヘルペス脳炎は口唇ヘルペスがほとんどで側頭葉が中心
●脳炎
髄膜炎
・ウィルス性・・クリプトコッカスでは(髄液を墨汁染色)する
・細菌性・・結核性骨膜腫=粟粒結核(ぞくりゅう)による脳低髄膜炎、脳神経麻痺
・真菌性
ヘルペス脳炎
・HSV-1(口唇ヘルペスがほとんど)
・小児や成人に発症
・新生児はHSV-2の産道感染
・(側頭葉)が中心、記憶障害
★特に覚えるポイント
脊髄小脳変性症=多系統萎縮症(MSA)はどこが変性するか→小脳(=運動)
このMSAのうち、Pタイプではパーキンソン症状が出る
筋萎縮性側索硬化症と脱髄性疾患(MS)の区別
→男に多い、女に多い
重症筋無力症(MG)とラインバート・イートン筋無力症の区別
→神経結合部の伝達障害で夕方に多い、神経終末部の放出障害
ギランバレー症候群はどこで見分けるか
→額のしわ
●症
◯脊髄小脳変性症=多系統萎縮症(MSA)
→小脳が変性、開脚歩行
Cタイプ・・小脳(オリーブ)
Pタイプ・・パーキンソン
Aタイプ・・自律神経(シャイドレーガー症候群)
◯筋委縮性側索硬化症(ALSアミトロ)
→男に多い、運動ニューロン変性
◯脱髄性疾患(MS)=多発性硬化症
→女性に多い、脳脊髄の白質が多発、散在、原因不明
◯重症筋無力症(MG)
アセチルコリン受容体に対する自己抗体産生
→神経結合部の伝達阻害
(夕方に多い)
呼吸不全
◯ランバード・イートン筋無力症(LEMS)
→(神経終末)のアセチルコリンの放出障害
◯ギランバレー症候群
→(末梢神経障害)により手足の麻痺
ベル麻痺
★特に覚えるポイント
前頭側頭葉変性症とアルツハイマーの障害部位の違い、特にアルツハイマー
●前頭側頭葉変性症
→前頭葉
→人格の変化は?→初期からある
●アルツハイマー
→頭頂葉
→人格の変化は?→初期からはない
●てんかんで重要なこと
気道確保←なによりここが大事
モニター装置
バイタルサイン
静脈路確保
高齢者てんかんは、(複雑部位発)が半数
★特に覚えるポイント
TIAはめまい意識障害、失神はないということ
●TIA(一過性脳虚血発作)
→これは「詰まりかける」
※めまいや意識障害、失神はTIAではない
●t-PA
★特に覚えるポイント
t-PAは4.5時間までokということ。いつ倒れたか不明な場合はt-paできないということ。
①まずはt-PAが4.5時間まで可能
②それが過ぎたらMERCIリトリバーが8時間まで可能
●頸動脈狭窄
首を切る手術をする
1 ステント(道を作る)
2 STA-MCAバイパス術がある
★特に覚えるポイント
↓以下の障害部位をレジュメの図(CT)から区別できるように
被殻出血、視床出血、混合型出血
アテローム血栓、心原性脳梗塞、ラクナ梗塞
●頭痛
一次→頭蓋骨内外に「器質なし」
二次→頭蓋骨内外に「器質が認められる」
※頭痛は二次が器質が認められる!
●片頭痛
閃輝暗点(せんきあんてん)
片頭痛は(セロトニン)が出て
→血管縮小→拡張
月2回以上は治療薬を
●群発性頭痛
1~2ヶ月毎日続く頭痛
アルコールに弱い人が必ず頭痛になる
●薬物乱用頭痛
1ヶ月に15回以上の頭痛
3ヶ月を超えて定期に乱用による
フレイルチェスト(動揺胸壁)・・刷ってへこみ、吐いて膨らむ
●変形性膝関節症と関節リウマチの区別
OA=変形性膝関節症・・O脚、(骨が硬くなる)
RA=関節リウマチ・・(骨がやわらかくなる)
★特に覚えるポイント
OAとRAの区別
●股関節置換術後
股関節置換術後は、
(内転)して(内旋)すると外れる
●骨粗鬆症
骨粗鬆症で起こりやすいのは(背骨)
●脛骨と腓骨
脛骨(けいこつ)→太い、ギブス固定でこちらが障害されやすい
腓骨(ひこつ)→細い、骨折に弱く、人工股関節全置換術だとこちらが障害されやすい
★覚えるポイント
脛骨と腓骨とはどこの骨か
●橈骨と尺骨
橈骨(とうこつ)→上肢の弱いところ
尺骨(しゃっこつ)
真ん中に正中神経
★覚えるポイント
橈骨と尺骨とはどこの骨か
●高齢者の転倒による骨折
大腿骨頚部骨折 ←特に
撓骨遠位端骨折
上腕骨近位端骨折
腰椎圧迫骨折
●間欠跛行(かんけつはこう)
馬尾性間欠跛行(ばび)は姿勢に関係している→他は姿勢に関係ない
●閉塞性動脈硬化症の間欠跛行と、腰部脊柱狭窄症の間欠跛行
閉塞性動脈硬化症の間欠跛行→5~10分休んでやっと回復
腰部脊柱狭窄症の間欠跛行→30秒休むと回復
★覚えるポイント
閉塞性動脈硬化症の間欠跛行と腰部脊柱狭窄症の間欠跛行で休んで回復する時間の区別
●Volkmann拘縮(フォルクマン拘縮)
折る・脱臼→圧力→壊死→麻痺(フォルクマン拘縮になる過程)
★覚えるポイント
子どもは、上腕骨顆上骨折(かじょうこっせつ)
大人は、前腕部圧挫傷(ぜんわんぶあつざしょう)
●胸部外傷
TAFなる3X
心タンポナーデ
気道閉塞
緊張性気胸
開放性気胸
大量血胸
●腰椎疲労骨折
固定術がある、腸骨を砕いて入れる
●骨折合併症
皮膚→感染
神経→麻痺
血管→出血
内臓損傷
フォルクマン拘縮