最近、なでていると吸啜反応が度々起こる。通常は寂しい時に一人でやってることが多い。
今までは密かにやっていたが、露骨にやり始めるように。
つまり、かまってもらえない→さびしいアピール(吸啜反応)ではなく、
さびしいアピール(吸啜反応)=かまってもらえるかも…になってしまった。
ここでなでてしまうとうまい味しめたと悪い癖になるので、放置を心がける。微妙な距離感。
吸啜反応。人間だと、乳幼児期の早期の離乳に起因して、幼少期から口が寂しくなり→学童期の指吸い→思春期以降のタバコと変化していくことが懸念されるが、
猫の場合、ウールや毛玉やダンボール食いなどに発展して内臓を壊すことが懸念されるようだ。
ねこと比べるのもあれだが、私の場合は、生まれた直後に死んでから生き返ったので、その後はNICUで離乳以前に一切の母乳育児がなかった。
口唇期以降に指吸いの表出はなかったが、我慢しすぎたのか徹底して几帳面で潔癖症な強迫性障害として弾き返ってきた。それが燃え尽き症候群として燃焼し今に至る
この吸啜反応によって生成された尾を私は「WAG Blade」と命名した。極めて鋭利、かつ一定時間は粘度が高く粘着性が残存する。
別に吸啜反応があったとしてもそれがその後の愛着形成でカバーされれば問題なく、吸啜反応そのものよりも根底にある「さびしさ」が、過度な飲酒や喫煙と向かわせる。
なので逆説的にそれを無理に止めさせようとするのは逆効果。我慢しすぎた結果を更に我慢させても何の解決にもならない。
よって直接的な抑圧禁止ではなく、酒やタバコに辿り着くまでのプロセスを死ぬほど「面倒くさく」させるのが最初の基本。しかしそれだけだと弱く、根底の寂しさを補うために一緒に達成感を得る仲間も必要。同時にドーパミン系のシナプスを悪嗜癖以外の、他の建設的なノードリンクに繋げる作業になる。