2016-03

心理学・精神医学

胎盤の観察

ケアの項目 胎盤の観察 ケアの目的 妊娠から分娩までの胎内環境を知り、分娩直後、産褥期の異常の早期発見。 使用物品 のさし,はかり,手袋 実施方法・手順(事前学習) ①胎盤娩出時間を確認。 ②胎盤を平らなところに置き、凝血を取り除く。 ③卵...
心理学・精神医学

胎児心音聴取方法

ケアの項目 胎児心音聴取方法 ケアの目的 徐脈・不整脈・頻脈の有無を判断。胎児機能不全(胎児ジストレス)の発見。 使用物品 掛け物、枕、聴診器、ストップウォッチ、ゼリー、テッシュ、聴診器(超音波ドップラー装置やトラウベ桿状聴診器) 実施方法...
心理学・精神医学

レオポルド触診法

ケアの目的 腹部触診による子宮内の胎児の位置、姿勢、数、羊水の多少の観察。子宮底長測定の子宮底位置・胎児心音聴取の聴取位置、妊娠線、浮腫、腹直筋離開の観察。 実施方法・手順(事前学習) 【準備】 仰臥位で股・膝関節を曲げ、腹壁を弛緩。観察者...
心理学・精神医学

妊娠中のマイナートラブル

【概要】 マイナートラブルは妊娠によるホルモン変化や子宮増大によって生じる不快症状である。個人差が大きいのが特徴である。妊娠経過や胎児に直接の影響を及ぼすことはない。しかし妊婦の不快感を軽減するために必要。 【症状】 ・つわり ・めまい、立...
心理学・精神医学

マタニティ・ブルーズと看護

【概要】 マタニティ・ブルーズとは出産直後から1週間ごろまでに見られる一過性の気分と体調の変化のこと。 頻度は、日本では30%前後程度。欧米では50~80%。 【原因】 性格によるものが大きい。妊娠中から陣痛に対する恐れが強い、不安や抑うつ...
心理学・精神医学

子宮復古不全

子宮復古不全とは、妊娠中に肥大した子宮筋細胞は産褥期を通じて元の大きさに戻らず回復過程が遅れた状態のこと。 【原因】 子宮復古不全の原因で最も多いのは、卵膜片の残留。 子宮筋腫合併、子宮後屈、多胎分娩、早産、非授乳婦、頻産婦などに起こりやす...
心理学・精神医学

光線療法と看護

光線療法で光を当てることにより、皮膚近くのビリルビンが酸化されやすい状態となり、酸素と反応して光酸化反応を起こし、ビリルビンはフォトビリルビンとなり胆汁中へ排泄される。 光線療法の作用機序はこのような光酸化作用によるものと考えられてきたが、...
心理学・精神医学

新生児に適した環境

新生児は、まだ体温調節中枢が未熟で、気温と一緒に体温が上下する。室温が高すぎたり衣類や寝具で覆われ過ぎていると、熱がこもって体温が異常に上昇してしまう。逆に寒さにさらされると低体温になる。 夏はエアコンを上手に使って室温は26~28度に設定...
心理学・精神医学

小児(乳児・幼児)の成長発達(身長、体重、言語機能、運動機能、その他)

●身長 ◯身長増加の目安 出生時:50cm 1歳:75cm 3歳:95cm 4歳:100cm ◯頭長/身長比 新生児:4頭身 6歳:6頭身 思春期にはわずかに下肢よりも体幹の伸びの方が上回る ●体重 体重は身長と異なり減少もする 体重は体積...
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離乳と栄養

●離乳期の栄養 生後、4~6か月頃になると乳児は母乳だけでは満足できないようになり、ぐずり出す。味覚が発達し乳汁以外の味を好む。離乳を開始をする時期は、児が固形物を食べれるようになる時期に個人差があるので時期を見て行う。 一般的な離乳は、6...