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電気代が高すぎる!おすすめ電力会社の乗り換え先

電気代が上がったのは「燃料費調整額」の上限設定が撤廃されて上がったためです。

燃料費調整額を知れば電気料金が上がるのか、下がるのかが分かります。

原油価格の通関統計(千円/kl)のサイトを見てみましょう。

燃料費調整額の電気料金の反映は、3ヶ月の貿易統計価格に基づいてその2ヶ月後に反映されます。

原油価格の通関統計(千円/kl)のサイトでは、「2ヶ月前の価格」が最新のデータとして掲載されています。

これが今月の電気代に反映されるのです。

では今後、電気代が上がるのか?下がるのか?を知るにはどうすればいいでしょうか。


将来の電気代が上がるか?下がるか?を先に知る方法

燃料費調整額の電気料金の反映は、3ヶ月の貿易統計価格に基づいてその2ヶ月後に反映されます。

なので原油価格統計の元の「今の原油の価格」を見れば先がわかります。

燃料費調整額は6ヶ月前~4ヶ月前のデータが「後追い」で電気代に反映されるのです。

「今月から半年前」が、来月の電気代の価格に反映されるのです。

つまり「今月から半年前」の原油価格を知れば、来月の電気代の燃料費調整額が上がるのか?下がるのか?が分かります。

TradingViewの「WTI原油 USOIL」を見てみましょう。

下に表示してあるグラフは代表的な世界の原油価格です。

左端がおおむね「半年前」、右端が「現在」です。


上記のグラフの右端の「現在」は、左端の「半年前」と比べて上がっているでしょうか?下がっているでしょうか?

右端の「現在」が左端の「半年前」から右肩上がりに上がっていれば、今後、電気代は上がっていくでしょう。

右端の「現在」が左端の「半年前」から右肩下がりに下がっていれば、今後、電気代は下がっていくでしょう。

従量電灯プランか、スマートライフプランか

楽天エナジー2023年1月分で1633kWhで76423円請求されて乗り換えを決意しました。

・燃料費調整額の上限あり
・市場連動型ではない

プランを探しました。

すると
契約容量:7KVA
契約種別:従量電灯C(ブレーカー60A+エコキュート1.5kw)

になりました。

「燃料費調整額の上限あり」のプランは「従量電灯A,B,C」しかありません。(2023年3月現在)

管轄の中部電力の比較シュミレーションで2022年1月でもっとも使用量の多かった日を参考におおむねの月平均を比較してみたところ、

契約容量7kVA
デイタイム:10kWh→310/月 →200/月(平均)
ホームタイム:20kWh→610/月 →500/月(平均)
ナイトタイム:34kWh→1054/月 →900/月(平均)

スマートライフプランだと63934円
従量電灯Cだと60757円

で従量電灯Cが3200円ほど安くなりました。

しかし4月以降はスマートライフプランの方が安い結果でした。

スマートライフプラン(私の場合【夜とく】21時~翌朝7時)が最も利用が多いので実際はこの時間帯が安くなります。

しかしスマートライフプランは「燃料費調整額の上限が撤廃」されているのです。

2023年3月現在、半年前の原油価格は毎月ごとに下がっています。

なので少なくても半年間は燃料費調整額も安くなっていきます。

しかし契約は原則1年間は変えられないため、例えば半年後の秋に戦争有事が起こって原油価格が上がれば、冬に電気代はまた暴騰することになります。

従量電灯の2月~4月は燃料費調整単価は上限の5.36円。そこに2023年9月まで、国の補助が入れば―7円で=―1.64円。

上記シュミレーションの結果は4月からは燃料調整が下がり具合でスマートライフがお得にはなります。
国の補助が無い場合4月は9.93円/kwhです。

従量電灯は5.36円/kwh。国の補助は9月までで10月は3.5円、その先は未定です。

以上のことを踏まえた上で「従量電灯C(7KVA)」にしました。