NHK、救命医師のインタビュー。
救命現場では回復見込みがある患者さんでも、そのまま死へと向かわせる緩和ケア治療へと向かわせていると。要するに救急車のあとに助けられないのでそのまま安らかに死んで頂くということ。

私も緩和ケア勤務の身として、通常は在宅療養を選択された患者さんが、希望で救急車で来て病室で死を受け入れて亡くなるということはあるが、
救急からダイレクトに緩和ケア治療の移行とは…。
病院が機能停止すると超急性期も急性期も慢性期も飛ばしてダイレクトに死へと向かうのか…。

来週は地方も地獄を見るな…
いやいや地方の病院、意外と空いてますやんと思うだろうけど、コロナ対応で搬送されるのは都会の病院なので、すでにドン詰まりで詰む。
満タンのシャンパンタワーは下から上へは戻れない。

近所の病院行っても、悪症状に応じてダイレクトに大病院へとシュートされて弾き返されて在宅へ戻されるので、即、死へと向かう。

今まで現場でたくさんの患者さんの死と向き合ってきたけど、がんと違って、呼吸器系の超急性期で麻酔投与して安定して亡くなれるかどうかはちょっと…

そもそも救命しなくていいですという事前承認があっての緩和ケアなので、救急から手段がないので即、緩和ケア治療という病院の機能を失っているのか…。すぐ地方にもこの流れが来るな…。