日間賀島黒猫

私は新しい集団になると100%いじめられます。
今まで例外などありませんでした。

初対面から「おい、そこのメガネのクズ野郎」と声をかけられるのです。
「はじめまして」以前の問題で、人間として見られていないのだと思います。

さすがに小中高校大学、バイト先、仕事先でも全く同じ仕打ちを受けるので「これはおかしい」と長年疑問に思い続けていました。
正直、「彼・彼女らは実は裏で協定を結んでいるのか?」「脳みそがつながっているのか?」それくらい典型的だと感じていました。

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いじめられる側に問題など一切ない

よく「いじめられる側にも問題があった」なんて言う人がいますが、
背景も知らないでそんなことを他人に平気で言える「楽して暮らしてきたような人たち」には一生わかりません。
彼らは何を言おうと経験不足なだけなのです。

最近も、大阪に行った際に早速、難波駅出てすぐに強面のおじさんにカツアゲされました。
さすが大阪・・・。
と思ってSNSに書いたら「30年以上大阪に住んでいる者ですが、そんな目に会ったことは一度もないです」とコメントがありました。(大阪の人ごめんなさい)

「先天的に自分はいじめられる運命にあるのだ」と宿命を覚悟しました。

無抵抗そう・無害そうを逆手に取ろう

しかし冷静に考えてみると私は「カツアゲに会うことも多い」ですが、「道を聞かれることも多い」のです。

つまり私は「無抵抗・無害そう」であり、「話しかけやすい」という特性があるとポジティブに考えました。
良い解釈をすれば「信頼される」ということです。

この特性を逆手に取って生きることにしました。

昔は自分の方に責任があると思ってリストカットするほど自虐していましたが、
「騙(だま)される方が悪いか、騙す方が悪いか?」
「騙す方が悪いに決まっている」

という至極自然で当たり前の考えで、
「冷静に考えれば、いじめる方が悪い。恐喝・恫喝する方が悪いに決まってるじゃないか。」
と結論づけました。


本当にいじめられた経験のある人は洞察力・分析力・想像力が抜きん出る

そこで私は「いじめられる人を助ける側になろう」と考え、
こちらがいつまでも被害者ぶっていても仕方ないので、「患者ではなく治療者側になる」ことで精神的な安定を得ようとして心理学者・カウンセラーになりました。
動機はおこがましく上から目線かもしれませんが、結果として周囲の誰よりも心理的な洞察力と分析力が抜きん出たのでよかったと思います。
最初の動機が不純でも、それが自己効力感となって肯定化されればそれはそれで良いことです。

2割は好きな人、6割は中立な人、2割は嫌いな人

また10年近くの接客業の中で、
賛成:中立:反対
の比率は、
2:6:2
という法則を体感的に感じました。

つまり私が何を言おうとも
20%は賛成、60%は中立、20%は反対
するということです。

自分の周囲にいる人でも
2割は好きな人、6割は中立な人、2割は嫌いな人
となります。

なので絶対に私のことを嫌いな人は存在します。
彼らの行動がインパクトが強いので過大に誇張されて記憶されているのだとも感じました。


嫌いな人を好きになろうとするほど無駄な努力はない。中立的な人を好きな人へ引き込もう。

大切なのは、その「私のことを嫌いな人を好きになろう」としないこと(暴力に屈しないこと)であり、
その努力をするくらいなら、「6割の中立な人を好きな人に引き込む」ほうが遥かに効率が良いと感じました。
1人に嫌われようとも、自分の背後には1000人、100000人の仲間がいると思うことで安心しました。

「友達」と「仲間」と違い。友達は多くて3人でいい。

余談ですが、
「友達」とは情動的な触れ合いのある人、「仲間」とはそれがなく付き合える人です。
友達はどんな有名人でも生涯でせいぜい多くて1~3人程度です。
その友達も「人間関係は腹6部まで」で、良くても自分の6割のことを明かせる程度で良いのです。
仲間は家族・知人・職場・学校の人・・無限にいます。
よく「友だちがいない」という人がいますが普通そうです。
「仲間」を増やせば、その中からわずかながら友達(6割ぐらい自分を明かせる人)が出てきます。
無理にこちらから仲間を増やさなくてもどこかの集団に属すれば自然に増えます。

それが「好きな人の2割」の一部になります。

このような昔からの体験から、「先天的に嫌われるリスクを限りなく減らそう」と考えました。

見た目だけでも清潔感を魅せることが大切

大切なのは「清潔感」です。

顔でも、お金でも、学歴でも、地位でも、家庭環境でもありません。

①~⑤まで簡単な順番に書きました。できれば同時に行うのがいいです。


①メガネを変える

よく電車でサングラスでマスクして乗っていたら誰も隣に座ろうとしませんでした。
つまりこのような印象では嫌われるのです。

メガネをしているのなら、コンタクトにするか、赤や黄色や青など色の入ったメガネにする。
ふち無しメガネや、黒の太ぶちメガネはやめた方が良い。
私は最初、紫の太ぶちメガネにしました。

これで初対面でいじめらる(恐喝・恫喝される)ことは10割減とまではいかないが、8割減ほどにはなりました。

②眉毛(まゆげ)を整える。

これは美容師の人に勧められました。
太眉で手入れもしれいなかったので、カミソリでスッとした眉毛にしました。
これだけでも印象がガラッと変わります。
自堕落な感じではなく、スッとしたさわやかな印象を与えます。


③服を変える

よくあるチェックシャツや白や黒のTシャツでGパンだったりと何のひねりもない格好が多かったので、
大学時代には、赤、青、黄、緑、紫、オレンジと、毎日色を変えて自分を試しました。
それまで「赤なんて自分には合わない」と思いながらも着たら着たで「やっぱり合わない」と、変な汗が出ましたが、それを克服することでいろんなファッションにチャレンジできます。あまり奇抜過ぎるのもダメですが、羞恥心に慣れることは必要です。

あえて自分には合わないと思う服を着ることで自分の可能性が広がります。

④髪型を変える

はっきり言うと、髪が長い人・常に帽子をかぶっている人というのは、猜疑心が強く、自信がない人です。
それが態度に出てしまいます。
態度に出なくてもそういう第一印象・先入観で印象を与えてしまうのです。

例えば、社長や経営者の人、バリバリ働く人で、髪が長い人は多いでしょうか?

少ないです。

特に「おでこが見えている」と「明るい人」という印象をあたえるので、人が寄ってきます。

最初は極端に短くなくてもいいですが、なるべくショートの髪型をおすすめします。


⑤こちらから先に与える

心理学でストローク(肯定)と言いますが、褒(ほ)められて嫌な思いをする人はいません。
していたとしたら人間不信と疑心暗鬼が強い人ですのでそんな人は無視しましょう。

まず相手がどんな嫌な相手でも良い部分を見つけて(ウソでもいいので)褒める、それを認めることで、相手のドアの鍵が開きます。

このような関係を先手をうって作っておくことで、自分がいじめられずに済みます。

厳しいことを言うようですが、
「自分から何かを与えようとしていないのに、何かをもらおうとしているのはおこがましい」というくらいの精神を持っていたほうが事がうまくいきます。
「どうせ周囲は自分に何もしてくれないんだーみんなひどいやつなんだー」ではなく、得ようと思うなら与えなくてはなりません。

良きパッサーになること

例えるなら、Twitterで鍵付きアカウントで誰もフォローしない状態で「どうせ自分は誰にも相手にされない・・」と言っていても「当たり前」です。

ネットワーク理論だと、ネットワークに最低1人のショートパスがあるかあるいはノードかリンクがあるかどうかで関係ができます。
こちらが全く何の動きもしなければ何の動きもありません。

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どうせ動くなら自分にとっても都合のいいこと、自分にとって得なことをやるのが、自分にとって得なこととして返ってくるのです。

心理学・行動経済学の「返報性の原理」(好意には好意で報いる、受けた恩は必ず返す、そっちがそう来るなら自分も・・なる心理)を逆手に取って、
自分はフリーミアム(無料配布)で無料の自動販売機のつもりが大切です。
パスを渡す人を「パッサー」と言います。

贈与の行動経済学では「良きパッサー」になれば、良きパスが戻ってきます。

動機は最初は不純でも、やり続けると習慣化されて、良い循環が生まれるのです。