中国のリバータリアン、というか過去の石原慎太郎のようだ。

済南時報など複数の中国メディアは2日、日本で島を購入した中国人女性について伝えた。

報道によると、30歳だという女性はこのほど、SNSに自撮りした動画を投稿し、背後に映る島を指して「この島を購入した」と報告。広さは70万平方メートルで、具体的な購入額などは明かさなかったが、入札の開始価格は60万元(約1100万円)程度だったという。

https://www.recordchina.co.jp/b908601-s25-c30-d0052.html

中国人の日本の土地購入。
土地や建物を外国人が買うこと自体は何も悪いことはない。
むしろ世界中から投資が集まって良い。

このケースの場合、島そのものだったので「おいおい日本の領土じゃないのか」と話題になった。
しかし今現在、日本の京都も北海道も中国資本に土地ごと買われている。
冷静に考えると、これにも同じことが言えてしまう。

何が違うかというと単に投資対象としているだけで、国家間の実効支配云々とは異なるという点。


個人で領土を買えばいいという平和的発想

10年前に石原慎太郎が当初やったことと同じ。結局、尖閣はすぐ国有化されたが。

24年4月には「日本人が日本の国土を守ることに何か文句がありますか」と尖閣諸島の購入を表明。その後国有化されたが、賛同者から都への寄付金は約15億円に上った。

国動かした慎太郎節 尖閣購入「何か文句ありますか」
https://www.sankei.com/article/20220201-VL477LTRA5NW7KEOA3HWHGHJVQ/

私は石原慎太郎を全く支持していない。
ただ、領土に対して(国が税金でそんなの維持せず)「個人で買えばいい」という発想はリバータリアン的ではあると感じた。