W3 Total Cacheを消し忘れてQuick Cacheを入れたらQuick Cacheに「The following plugins are not compatible with W3 Total Cache and will cause unintended results」というメッセージが出続けていました。

W3 Total Cacheを停止・削除したら消えました。おそらく競合によるエラーメッセージでしょう。

どうもW3 Total Cacheは脆弱性が発見されたようです。

また「WP Super Cache」も同様で、使うならば最新版を使ったほうがよさそうです。

しかし、このようなデータキャッシュ系のプラグインは、定期的にページのデータを掃除したり、訪問者のパソコンにキャッシュとしてデータを保存しておいたりして、また次に見る際にそこから読み込んで高速化・データベースへの負荷を避けるというもので重宝されています。
しかし、逆に書き手の更新頻度が高いなどの理由で過去記事を更新しても、訪問者は過去のキャッシュデータを拾いに行ってしまうので、書き手は更新された画面を見ていても、訪問者は「古いページ」を見続けるというデメリットの可能性もあります。

ページ内容が数枚の画像と文章くらいしかないのなら、察して使わなくてもいいのかもしれません。

ちなみに「Quick Cache」はデフォルトではインストールしてプラグイン有効しても実際には稼働しておらず、プラグイン→オプションでCaching Enabled? の所を「ON(Enabled)」
を選択して「Save All Changes」をクリックすれば有効化します。

初期設定ではCache Expiration Timeの項目は3600秒(1時間)になっています。

つまり1時間毎にキャッシュを掃除して自動で更新してくれます。これより短いと逆に負荷をかけるのかもしれません。

ただどのみち、キャッシュを消したければ「Clear Cache」のボタンで手動で消していれば問題はありません。

キャッシュ掃除系プラグインは、高速・低負荷ではありますが、用法用量を意識して、自分のページと見比べて必要かどうかを判断する必要がありますね。

ロリポップ 「WP Super Cache」「W3 Total Cache」で脆弱性
https://lolipop.jp/info/news/4051/
WordPressを高速化させるプラグイン 「Quick Cache」インストールと設定
https://gunzine.net/2012/02/10/41/
W3 Total Cacheって実はヤバイのかも知れない
https://ore.hatenablog.jp/entry/20130127/1359270937