さて前回(↓)で、海外旅行の準備を整えて、シンガポールへ向かいました。

格安海外旅行の必需品まとめ【準備・持ち物・服装・予約】
https://libpsy.com/overseas-travel-necessities/1536/

およそ8時間ほどのフライトです。
シンガポールまで

シンガポール航空の機内食のビーフカレーが美味しかったです。
これは当たりだなぁ。
シンガポール航空機内食

シンガポールのチャンギ国際空港へ着陸
チャンギ国際空港到着

シンガポールのチャンギ国際空港は、世界の空港ランキングで1位の空港です。
もう10年以上、何度も1位です。
搭乗前、登場後にもそれぞれ3つの大きな建物(ターミナル)から成り、それぞれ3階建てです。
各建物内は、無料の電車で移動します。
1日中、空港で遊べるだけの広さと施設の充実さと綺麗さ。おみやげと飲食店も充実しています。
入国せずにチャンギ国際空港へ行くだけでも遊んで帰れます。

トイレに入ったらシンガポールでは有名な評価のタッチパネルがありました。
掃除の方まで見てますよというサービスアピールと、サボれない抑止力の両方があるかなと思います。
Exchange

作務衣を着ていたせいか、日本でも道を聞かれることが多いのか分かりませんが、空港内でも着くやいなや、白人の観光客から道を聞かれて、しどろもどろしました。

空港の両替所で「Exchange Please」と言って、日本円をシンガポールドルに両替しました。
なぜかやけに窓口受付のお姉さんが「お兄ちゃんこっちやで!」という感じで誘ってきました。空港内で他店と競うほどのことなのか・・・
シンガポール評価版

チャンギ国際空港に「MRT」という電車のマークがあるので、それに向かって歩いて行くと、下へ続くエレベーターがあります。

そこからシンガポール全域に移動できる地下鉄の乗り場があります。

シンガポールMTR

タクシーよりも圧倒的に安価な上、バスよりも待ち時間や停車駅が少なく、シンガポールの主要空港であるチャンギ国際空港から直通してることに利便性の高さを感じました。

200円くらいでシンガポールの端から端まで行けます。

動画をアップしたのでよろしければ御覧下さい↓

シンガポール地下鉄の切符の買い方・乗り方(How to buy tickets Singapore MRT)

Singapore MRT(シンガポール地下鉄電車の中)

初日はもう夕方近かったので、空港から早々にドロップイン・シンガポールというホテルを目指して、ラベンダー駅というところで降りました。

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ここから完全に道に迷ってしまい、苦労しました。

事前に地図を印刷して持って行ったのですが、場所が見つからない・・・。

途中で親切な酔っぱらいの中国人のおっちゃんが道を教えてくれたものの、そこにホテルは存在しておらず、やむを得ず他のホテルに入ってロビーの中国人に地図を見せて聞く。

どうも印刷した位置情報のピンがズレていたようで、あと2つほど奥の通りだったようだ。

そして15時にラベンダー駅について、迷うこと4時間。

やっと到着・・・

ドロップイン

と思いきや、フロント受付が帰っとる・・・・( ゚Д゚ )!!

入り口は完全に施錠されており、入れない。

ここでホームレス化しました。

そしたら通りかかった隣のホテルの中国人の人が、どうしたの?と声を掛けてくれて、自分の泊まるホテルへ案内。

そこでフロントで「この青年を泊めてあげれないか?」と交渉してくれました。
私がお金を出そうとしたら「いやボクが出すから」という感じでかばってくれて、なんか嬉しくて泣きそうでした。

そのホテルのフロントのおばさんは「もう満室だから無理だよ」と言うものの、私のドロップインのホテルの電話番号を見て、そこに電話をかけてくれました。
すると、ホテルの隣のバイク屋の黒人の青年が「案内してやるから着いてきなよ」という感じで、私をホテルへ入れてくれました。

どうやらその中国人の泊まるホテルのフロントのおばさんが、私が泊まるはずだったホテルのフロントの人へ連絡してくれて、そのフロントの人が、隣のバイク屋の黒人の人に案内させるように言付けたようです。

バイク屋の黒人はスマートフォンまで貸してくれて、電話してくれて、カードキーまで部屋まで入って説明してくれました。

なんか商店街のみんなに助けられて感動しました。
全然、こちらは英語しゃべれんし、まともに聞き取れもしないので、お礼しか言えなかったですが、人間の御縁みたいなパワーを感じました。

ただ困ったことに、部屋の入り方は教えられても、ホテルの入り口にもナンバーのカードキーが掛かっていて、今度はホテルから出られなくなりました。

ホームレスの次は軟禁状態や・・・

困って無人のフロントのソファーで寝転がっていたら、同じホテルの中国人家族が入り口から入ってきたので、「どうやって入ったのか?」と聞いてみたら親切に教えてくれました。

時間はすでに夜22時。

無駄に時間を過ごしてしまいましたが、ここからホテルの外に出て夕食を食べに行きました。

深夜のシンガポールでホームレスになって助けられた件

最寄りのラベンダーフードスクウェアへ行きました。

夜22時でも飲食している現地の人がたくさんいて賑わっていて安心しました。

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シンガポールのラベンダーフードスクウェア(Lavender Food Square)

基本的にマクドナルドのようなフードコートと同じで、商品を指さすか、番号が割り振ってあるのでそれを言うか、英語で読み上げるかすれば、注文できます。

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正直なところ、日本の衛生に慣れてる潔癖な人だと少し不安になるかもしれません。

なぜか行列ができていた麺屋で麺を注文しました。だいたい2シンガポールドル(約200円)くらいです。
行列に並んでる途中で、前にいた台湾人のおっさんが「俺少し日本語話せるよ」的な感じでアピールしてきました。
とりあえず笑顔で会釈しておきました。

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なぜか上の具が砂糖のように甘かったです。下のスープは少し辛味で、美味しいといえば美味しかったです。

シンガポールの庶民的な食事といえば、プロウンミーと呼ばれる麺です。

プロウン・ミー(Prawn Mee)エビ麺を食べる in Singapore

ブロウンミー

こちらの味は、やはり日本人と違って「うま味」成分を分かる舌がないので、「水に唐辛子を混ぜた味」(味は一体となってない)というスープに、麺がぶち込まれてる感じです。ただ、エビ自体はすごく美味しかったです。
一緒に購入したジュースも冷たくて美味しかったです。

デザートにココナッツゼリーの乗ったかき氷を食べました。

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これは美味い。でも後々考えたら、現地の水をかき氷という形で飲んだことに、よくお腹壊さなかったなと思いました。
(普段からヤクルトを飲んで腸を鍛えてるからかな・・・。)

ラベンダーフードスクウェアで疲れた身体を食で癒してから、ドロップイン・シンガポールへ帰宅。

帰ったら、最初に入り口への入り方を教えてくれた中国人の人がいて、私のiPadのWi-Fiの設定をして使えるようにしてくれました!

何から何までありがとう・・・

なんか意気投合して、廊下で一緒にiPadでゲームやってました。

そして就寝。
doropinn寝室

共同部屋だったはずですが、宿泊者が他にいなかったので、共同部屋を一人で使いました。
臭くもなく清潔な部屋でした。

コンセントはついていたので充電。

コンセント

トイレは電気がつきませんでした。暗黒世界でのトイレになりました。
その暗黒世界で思いっきりコケて、足を攣(つ)って10分ほど悶(もだ)えました。

ちょうどその時、ホテルの前の通行人が「ここ開けておくれよぉー」と扉を叩いていたのですが、強盗的な怪しさ満点だったので、「今動けないから」と断る口実ができて良かったです。

シャワーがあるとのことでしたが、トイレの便座の真上にシャワーの蛇口がついていて意味不明でした。(誰も使えんよ・・)

おうトイレの屋根もあらへんげ

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昔、ゴールデンアイ64で、トイレの上から爆撃してたのを思い出しました。

部屋に戻ってお金を整理・・。2シンガポールドルと、5シンガポールは多用します。

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眠る頃に、急に大量の鼻血が出たので、フロントで水とコーラを購入して飲みました。

水とコーラ

いろいろカオスな初日でしたが、人間的に学ぶことが多かったので良い経験でした。

次回へ続く↓
シンガポール一人旅 2日目 ~朝食からマーライオンまで~
https://libpsy.com/traveling-alone-singapore2/1570/