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悩みがあるところ、必ず原因となる種(タネ)は存在します。

そしてそのタネは、自分で蒔いたタネではありません。

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一見、自分で蒔いたように見えても、必ず誰か「植え付けることを命令した人」がいます。

「いや違う。あの時の、あの男が、あの女が、あの先生・上司が・・」と思うかもしれません。

表向きはその通りです。

ただ、その男や女や先生・上司の攻撃に対して、あなたが「不快だ、嫌だ」と感じた反応は誰が植えつけたのでしょうか。

確かに、あなたを攻撃した人は、他の人にも攻撃しているので周囲から嫌われています。

表向きは好かれているように見える人でも嫌われています。

しかし同じような目にあっても、そこまで気にしない人と、あなたのように落ち込んでしまう、ストレスに感じてしまう人がいます。

この違いは何なのでしょうか。

あなたのその感性を植えつけた「本当のタネ」を見つけ出さなければなりません。

そのタネを植えつけた人物の正体、

それは親です。

99%、間違いなくそうです。

 
あなたが幼い時に、最も近くで、直接的にでその感性を植え付けている可能性が高いからです。
 

それを見つけ出して

とことん復讐しなければなりません!

・・・なんてことはしません。

 

それでは植えつけた人とやっていることが同類になってしまうからです。

いじめっ子をいじめ返してるのと同じです。単なる同類の浅はかな行動です。

 

その本当の本質たる原因となるものを、
 

あなたの代で「浄霊」しなくてはいけないのです。

その業は先祖代々、心理遺伝のように「繰り返されてきたもの」です。

それは先祖霊とか地縛霊とかそういう話ではなく、「自己愛のパターンが代々遺伝している」のです。

あなたの親は祖父母に植え付けられ、祖父母はまたその親に、その親はまたその親に「植え付けられている」のです。

それが悪しき慣習だと思うならば、その自己愛を浄霊する必要があります。


この作業はあなた本人しかできません。

誰かが主体的に関わればそのパターンになってしまうからです。

私自身、カウンセリングの臨床現場において、それを痛感します。

クライエント(患者)はカウンセリングの場に来ていながら

「背中に”イエ”を背負ってきている」のです。

「背後に親・祖父母を背負ってきている」のです。

本人が話しているつもりでも、この親・祖母という背後霊が乗り移って話していることが往々にしてあります。

カウンセラーはそれとの通訳係になります。

この感覚が浄霊そのものなのです。

これ以降は慣れてくると感じることですが、

一番やってはいけないのは「あなたが他人を浄霊して”あげよう”」とすること。

カウンセラーの訓練の受けていない人が絶対やってはいけないのがこれです。

恩着せがましい気持ちがあると、そこに相手はつけ込んできます。

逆にあなたが相手の悪しきパターンにハメられてしまいます。

いくら相手が同情を求めようとも、

「自分で転んで学びなさい。それが出来ないならのたれ死になさい。」

くらいの冷酷な気持ちを持って突き放す心も持ちあわせることが

「慈悲」(相手に同情する心、相手のことを思って突き放す心)です。