保守はリベラルより脅威に反応しやすい驚愕反射テスト実験

threatresponsethreatresonse2

画像上:図1
画像下:図2、3

北朝鮮からミサイルが飛んでくるごとに何となくこの話を思い出す。

数ヶ月前に、教授と話していて「政治思想を心理実験で検証したものはあるの?」という話題になって、探してみたらこの実験が見つかりました。

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まずは実験方法を頑張って訳してみました。
翻訳サイトも使いましたが、専門用語が多いせいか意味不明な所が多かったです。

「Conservatives Scare More Easily Than Liberals, Say Scientists」
http://www.wired.com/wiredscience/2008/09/fearmongering-h/
より

【】内は自分なりの大雑把な要約
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図1
縦軸:Changes in skin conduct-ance
皮膚コンダクタンス(皮膚の電流の流れやすさ)

下横軸:Threatening Stimuli、Non-threatening Stimuli
脅迫的な(恐ろしい)な刺激、非脅迫的な(恐ろしくない)刺激

右上:Level of Support for Protective Policies
保護政策のサポート基準 高い/低い

Fig. 1. Changes in skin conduct-ance (in microsiemens) resulting from the viewing of threatening and nonthreatening images for high supporters and low supporters of socially protective policies.
図1。
変化は、社会的に保護的な政策の高い支持者(リベラル)と、低い支持者(保守)が、画像で恐ろしいものと(脅迫)、恐ろしくないもの(非脅迫)を見ることで生じる、皮膚コンダクタンス(マイクロジーメンス)を行います。

Difference of means tests: threat-ening stimuli t = 1.98, P = 0.05;nonthreatening stimuli t = 0.284,P = 0.77, two-tailed tests. All skin conductance data have been logged.
平均の調査の違い: 刺激t=1.98を脅かして、Pは0.05と等しいです。刺激t=0.284を非脅迫して、Pは0.77、両側検定と等しいです。すべての皮膚コンダクタンスデータを登録してあります。

Support for policies is measured by self-reported positions on 18 issues relevant to group life (see text),with “high support” including those participants above the median of support and “low support” includ-ing those participants below the median.
政策のサポートは団体生活(本文参照)を分類するために関連している18冊の自己報告された見解によって測定されます、中央値(メディアン)の下でそれらの関係者を含んでいて、「高いサポート(左翼政策)」と「低いサポート(保守政策)」の中央値を超えたそれらの関係者を含んでいます。

【リベラル派と保守派をそれぞれ脅迫、非脅電流の流れやすさを見る実験。脅迫した時に保守派は皮膚の電流の値が小さいが、リベラル派は値が大きい。】

図2
縦軸:Mean blink amplitude(logged millivolts(100))
平均の明滅振幅、(ミリボルト(100))を登録します。

横軸:Three-event clusters of startle stimuli
驚き刺激の3つの出来事のクラスタ(同じ集団)

Fig. 2. Three-event moving average of blink amplitude (in millivolts) in response to seven startling noises administered at unexpected times during the absence of visual stimuli for high supporters and low supporters of socially protective politics.
図2。
視覚刺激の欠如の間の予期していなかった時に社会的に保護的な政治の高い支持者と低い支持者のために管理された7回の驚異的な雑音に対応した明滅振幅(ミリボルトによる)の3つの出来事の移動平均線。

lines represent mean response for the two groups for each cluster of three responses and are designed to show habituation.
線は、3つの応答の各クラスタあたり2つのグループのために平均応答を表して、常用癖を示しているように設計されています。

All blink amplitude data have been converted to logarithm values so readings less than 0 are possible.
Support for policies is as described in Fig.1.
すべての明滅振幅データが対数値に変換されたので、読書0未満は可能です。政策のサポートは図1で説明されるとおりのものです。

【赤の線は低い保護政治を支持する人[保守派]、青は高い保護政治を支持する人[リベラル]、突然7回の驚くような刺激があった時に、保守派の方が値が低く、リベラルの方が高い】

図3
縦軸:Mean blink amplitude(logged millivolts(100))
平均の明滅振幅(ミリボルト(100))

横軸:
High support・・高い保護政策
low support・・低い保護政策

Fig. 3. Mean blink amplitude in response to all seven startling noises for high supporters and low supporters of socially protective politics.
図3。 社会的に保護的な政治の高い支持者と低い支持者のためのすべての7回の驚かせる雑音に対応した平均の明滅振幅。

Bars are mean blink amplitudes (in millivolts).
バーは平均の明滅振幅(ミリボルトによる)です。

Difference of means tests for overall means: f = 1.64, P = 0.10,
Support for policies is as described in Fig.1.
全体平均のための資産調査の違い: f=1.64、P=0.10、政策のためのサポートは図1で説明されるとおりのものです。

【保守派とリベラルを7回驚かして平均値を測定したもの、リベラルの方が値が大きく、保守派の方が値が小さい】
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Hight support(高いサポート)、Low support(低いサポート)という単語が出てきて、「保護の高いサポート」とは、つまり「左翼政策」で、「保護の低いサポート」とは「保守政策」と解釈しましたが、そうなると保守政策の支持者の方が驚愕反応実験で値が小さいので、結果と真逆になってしまうような気がしてよく分からなくなりました。

皮膚電流の値が小さい方が、脅威に反応しやすいということでしょうか。

それとblinkという単語を、明滅と訳しましたが、「まばたきする」という意味もあるので、これが電流の明滅なのか、まばたきの回数なのか、まばたきの回数に対応した明滅なのか。

この辺りが専門的でよく分かりませんでした。
英語にお詳しい方がいらっしゃいましたら是非、教えて頂きたいです。

バイオフィードバックの実験で皮膚コンダクタンス(皮膚の発汗による緊張=発汗すると言うことは汗で電流が流れやすくなる)の反応の強い方が脅威に反応していると言うことですね。

そうなると、仰るとおり、リベラルの方が脅威に動じやすいと言うことになりますね。
ただ、青のHight support(高いサポート)と赤のLow support(低いサポート)の単語を、
低いサポートを右翼的な政策(=自由を統制する)、
低いサポートを左翼的な政策(=自由を尊重する)、
と解釈すると真逆の結果になりますね。

結果から考えると、おそらくこういう解釈なのかも知れません。

リンク先の記事も翻訳してみました。

実験結果からリベラル臭を感じていたら、案の定、ニューヨーク大学とかでした。(左翼の最大の牙城はアメリカのシカゴ学派、その源流のコロンビア学派です)
でもやりたい気持ちはよく分かります。

「Conservatives Scare More Easily Than Liberals, Say Scientists」
http://www.wired.com/wiredscience/2008/09/fearmongering-h/
より
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Conservatives Scare More Easily Than Liberals, Say Scientists
「保守派はリベラル派より脅威に反応しやすい」と科学者が言う。

Deep-seated political differences aren’t simply moral and intellectual: They’re also biological.
根深い政治信条の違いは、単に道徳的や知的の違いではない。生物学的にも違う。

In reflex tests of 46 political partisans, psychologists found that conservatives were more likely than liberals to be shocked by sudden threats.
46人の政治に熱心な支持者の反射実験で、心理学者は、保守的な人がリベラル派より突然の脅威でショックを受けるようであることががわかった。

Accompanying the physiological differences were deep differences on hot-button political issues:
military expansion, the Iraq war, gun control, capital punishment, the Patriot act, warrantless searches, foreign aid, abortion rights, gay marriage, premarital sex and pornography.
生理学的な違いに伴って、深い違いが重要な問題で政治問題にありました:
それは軍備拡張、イラク戦争、銃の規制、死刑、パトリオット条例(反テロ法)、令状なしの捜査、対外援助、妊娠中絶の権利、同性愛者の結婚、婚前交渉、およびポルノだ。

“People are experiencing the world, experiencing threat, differently,” said University of Nebraska political scientist John Hibbing.
“We have very different physiological orientations.”
「人々は世界と脅威を違った形で経験して、人々は社会の風に当たっています。」と、ネブラスカ大学の政治学者ジョン・ヒビングは言いました。
「私たちは、非常に異なった生理的な方向性があります。」

The study, published today in Science, has not yet been duplicated, but adds a potentially troubling piece to the puzzle of biology, behavior and politics.
今日、Science誌に発表されている研究はまだ検証されていませんが、生物学、行動と政治の謎(パズル)に、厄介な断片(ピース)を加える可能性がある。

Earlier studies have linked reflexive responses to threats; which for testing purposes take the form of loud noises and graphic images with existing states of heightened anxiety.
以前の研究では;
実験でやかましい音を聴かせたり、感情をかき乱すような画像を見せて被験者の不安が高まっている状態で、脅威への反射的反応を関連づけた。

Though the Science study’s authors cautioned against an overly broad interpretation of their findings, the results suggest that fear leads to political conservatism.
Science誌に掲載された研究では、論文執筆者は調査結果を拡大解釈しすぎないよう警告され、今回の研究結果は「恐怖」が政治上の保守主義につながっていることを示唆している。

“Threatening situations do indeed seem to increase people’s affinity for politically conservative opinions, leaders, and parties,” said New
York University psychologist John Jost.
「身を脅かす状況に置かれると、確かに人々が強化されるように見える。人々の共感に対して、政治上の保守的な意見、保守的な指導者(リーダー)や政党(パーティ)が。」と、ニューヨーク大学のジョン・ヨースト(John Jost)教授(心理学)は指摘する。

Study co-author Kevin Smith, also a University of Nebraska political scientist, demurred at making such a connection.
“Historically speaking, politicians have appealed to the ‘be afraid’ response in the electorate(有権者の) in an attempt(試みで) to mine votes(票を),” he said.
“But in terms of going from campaigning to what we did in the laboratory, that’s a large leap.”
ただし、論文執筆者の1人でジョン・ヒビング教授と同じくネブラスカ大学の教授(政治学)のケビン・スミスもまた、こうした関連付けに反対している。
「歴史的にみて、政治家は票を掘り起こす試みで有権者の『不安』の応答を訴えかけてきた。」と彼は言う。
「だが、選挙運動と私たちが実験室でしたことを関係付けるのは飛躍しすぎだ。」

But even Smith agreed that “people with stronger responses are more sensitive to potential threats in their environment.”
しかしスミス教授も「強く反応を示す人々は、より身近な政治的な脅威に敏感だ」という意見には賛成した。

Asked whether the findings imply a fearmongering strategy for conservatives, New York University psychologist David Amodio responded, “Yes. And some people believe that they are actively using this strategy.”
調査結果が保守的な人々に対しては恐怖をあおる戦略が有効であることを示唆しているのか、ニューヨーク大学のデビッド・アモディオ助教授(心理学)に尋ねたら「そうだ。多くの人々は彼らがこの戦略を積極的に利用していると信じている。
それに、自分はこの戦略を積極的に利用していると考えている人たちもいる」と答えた。

The Bush administration has been accused of exploiting fears, though it’s hardly a new approach.
ブッシュ政権は、人々の恐怖心を利用していると非難されてきた。もっとも、それは目新しいアプローチだとは言いがたい。

“The whole aim of practical politics,” wrote journalist gadfly H.L. Mencken,
“is to keep the populace alarmed (and hence clamorous to be led to safety) by menacing it with an endless series of hobgoblins.”
社会批評家でジャーナリストだったH. L.メイケンは「実際的な政治の目的」と書きました。
「大衆に脅威を与え続けること(そして安全へと導いてくれるよう要求させること)によって無限の種類のおばけで脅す」と書いた。

Jost condemned such tactics.
“From an ethical standpoint, conservative campaigns should not exploit feelings of fear in the general population,” he said.
ヨースト教授はこうした戦術を非難した。
「倫理的な見地から言って、保守派は一般住民の恐怖と感じることを利用するべきではない。」

Of course, ethics tend to be forgotten during election seasons; but fear-mongering may be counterproductive.
もちろん、選挙期間中は倫理は忘れられる傾向がある――しかし、恐怖心を利用するのは逆効果かもしれない。

“From a practical standpoint, I think that there will eventually be a backlash against those tactics as it becomes more obvious how exploitative they are,” said Jost.
「実用的な見方から、私はどのように搾取的であるかが、より明らかになるにつれて、こうした戦術に対する反発に結局なるだろうと思う」と、ヨースト教授は述べる。

Darren Schreiber, a University of California, San Diego political psychologist, contends that a candidate
“who merely tries to trigger fear simply can’t be successful in the long run.
Joe McCarthy had his run, but now his name is synonymous with a vile form of politics.”
カリフォルニア大学サンディエゴ校のダーレン・シュライバー助教授(政治心理学)は、
「単に恐怖心を植え付けることばかりに心を砕く候補者は、結局は成功しない。ジョー・マッカーシー上院議員[1950年代にヒステリックな反共産主義運動を展開した]は、一時的に権勢をふるったが、しかし、いまや彼の名前は悪しき形式の政治と同義だ」と説く。

Exploitation aside, there may be a gentler side to the findings.
政治的利用はさておいて、調査結果にはもっと優しい面があるかもしれない。

“Instead of political opponents thinking their opposite party is simply being willfully bullheaded,” said Hibbing, “you can say, ‘Well, they see a little differently than I do.’”
「政治的立場の異なる人々を『わがままで頑固な態度を取っている』と考える代わりに、『まあ、彼らの見方は少しばかり私と違っているんだ』と言えるようになる」と、ヒビング教授は述べた。

Political Attitudes Vary With Physiological Traits [Science] [not yet online]
Science誌の「政治的見解は生理的傾向によって異なる」を参照した。
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日本では北朝鮮のような脅威が起こると、自民党などの保守派への支持が高くなります。

最近、幸福の科学が幸福党という政党を作ったようですが、いつものように「僕ら地球市民だ、9条を守ろう」とでも言っているかろ思いきや、自由市場(小さな政府)を奨励し、憲法9条を改正に賛成するなど意外に保守派の政治方針を取っています。

自由市場は理想であり、確かに良いですが、今9条を改正するのは最悪な選択肢です。

9条改正を叫ぶと言うことは、すなわち核武装を意味しますが、今そんなことをすれば破綻しているアメリカと運命を共にするようなものであり、中国と敵対的になって負けに行くようなものです。
(そのために、わざわざアメリカが、北朝鮮の軍事部門担当の親米派を操ってミサイルとか核実験を行って日本や韓国を脅している)

自民党保守派(親米派=シティグループ=デイビッド・ロックフェラー)や公明党と、ロックフェラー傘下のIPO[太平洋問題調査会]と国際共産主義者運動団体で、左翼的なことを言いながら実際には真逆のことを行う)が裏で何か意図的に支援しているのです。

大体、今の日本には本物の古典派自由主義な政党は存在しません。

リベラル(liberals)の反対をコンサヴァティヴズ(Conservatives・保守主義者)と呼びます。

今の日本のリベラルは自由を尊重するとか言いながら、そのために法律を増やして”大きな政府”を目指していきます。
こんなものはリベラルの本質ではないです。法律で国民に干渉してくる時点で自由ではないです。

18世紀にイギリスで
初期リベラル思想・・古典的自由主義者:国王や教会が、私たちの生活に余計な干渉をしないでくれ[企業や経営者に対して国が口出ししないでくれ=市場も国が管理しないで自由にしてくれ]という思想のウィッグ(イギリス自由党)が、海を渡ったアメリカで保守と言われるアメリカ共和党系の思想となっていきます。

この共和党が古典派自由主義=保守です。
この勢力を、クラシカル・リベラル(古典リベラル派)と呼びます。

対して、民主党であるリベラル派は、弱者救済の福祉国家論を唱えます。
この勢力を、モダン・リベラル(現代リベラル派)と呼びます。

・・ということは、今ある日本やアメリカのモダン・リベラルは、本当は、今でも無自覚に左翼・社会主義者なのです。

日本は自民党が保守だと言われながらも、実質的には左翼、社民党的なことを行っているのです。
名前だけで対立しているように見せかけているだけで、実際は社会主義の左翼です。

いつの間にかねじくれて意味が逆転してしまっているのです。
本来の「リベラル」という言葉が、地球市民を唱える人や、左翼・社会主義者たちによって奪い取られてしまったと言う事です。

このモダン・リベラルの民主党系の思想の方が、個人の自由を侵害するという面から考えると、脅威に思います。

この古典派自由主義(クラシカル・リベラル)の思想(リベラル[自由]と言うがこれは左翼ではなく保守[right-wing]の思想であることが重要)が、これからの理想となりうる『リバータリアニズム』の思想に結びついてくるのです。

(補足)
やはりHight supportという単語が「自由を統制する保守派の政策」で、
Low supportという単語が「個人の自由を尊重する左翼の政策」と訳されるのだと思います。
(low supportのグラフの色も左翼だけに”赤”を意識しているのかも知れません)

武器の利権もロックフェラー財団にあるので「アメリカの武器買ってお金貢げ」の「振り込め詐欺」の一環だと思います。
確かに敵が攻めてきたのならば、武器を持って全力で戦う姿勢は大切だと思います。

北朝鮮は、韓国と朝鮮統一されない限り(←今これがされたら最悪)全然脅威ではないですが、あと数年後には中国が台湾に侵略戦争を開始するので、そうなると、さすがに日本にも脅威になってくると思います。

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記事を書いた人



時田憲一(ときたけんいち)こと時ニール(tokeyneale)です(・ω・)ノ
とある国立大学の教育学部/心理発達科学。心理学者・認定カウンセラー。動機付け理論・自己愛・対人関係が主な研究領域。数理統計データサイエンティスト。
ねこ好き・本好き・禅好き・PC好き。

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