浄土真宗から学ぶ宗教の広め方

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浄土真宗は一向一揆に代表されるように民衆への分かりやすさを売りにしていた宗教です。

元々インドの小乗仏教はお坊さんしか代表者として彼岸へ行けない(悟れない)とされて、
これが僧を上位にしたカースト制度になって、これがとても嫌われて日本に渡ってきた時には「みんなで彼岸へ向かいましょう(悟りましょう)」大乗仏教という教えになっていました。

とはいえ当時の日本も民衆が大名に摂取されていたので、分かりやすい教理の元で団結する必要があったのだと思います。キリスト教に対したフリーメイソン・イルミナティ、その結果のフランス革命みたいなものです。

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西洋(ユダヤ・イスラム・キリスト教圏)は「有か、無か」というアリストテレスの形式論理学で成り立っているのに対して、

東洋(仏教圏)は「あるといえばあるし、ないといえばない」という中観(ちゅうがん)、中道(ちゅうどう)の論理学です。

これはインドのナーガージュナが興したもので超論理学と呼ばれます。
仏教ではこの思想を「空(くう)」と言います。

白黒はっきりさせる西洋の形式論理学と、灰色を好む東洋の超論理学は公然と対立します。しかし汎用性が高いという面で、超論理学の方が生き残るのには勝っていると考えられています。

もし日本が西洋のように形式論理学で成り立っていたら、魔女狩りの火炙りや想像を絶するほどの異教徒への恐ろしい拷問(ファラリスの雄牛、苦悩の梨など)や、旧約聖書の「皆殺し」ももっと頻繁に行われていたと思います。

日本の場合、中国大陸と繋がっていたらもっと酷いことになっていたと思いますが、島国だったのも救いでしたね。こんなことを申し上げるのも恐縮ですが、田舎で過疎っている所ほど人格的にも立派な僧が多いです。

都心部などの、でかいところ(檀家数が圧倒的に多い所)になると、お坊さんが檀家様の名前を覚えている、ためになる法話をする、なんて有り得ないことで、
世間的に有名なお寺の知名度的な七光りを受けて、社長クラスの坊さんが「おい、今日はお前が行ってこい」と、数十人の社員の坊さんが営業回りで遣わされているような組織構図になります。

そういう所に限って、リッチに高級車を乗り回して、酒池肉林で楽しんでいる生臭い人も出てきます。(こういう人からは必然的に檀家は離れていくので因果応報ですが)

浄土真宗の住職さん(和尚さんという言葉は禅宗の僧の名称)は、剃髪する必要がないため、普通に髪の毛を伸ばしていたりします。だからぱっと見では、僧と分からないことの方が多いです。

浄土真宗は一向専念(阿弥陀一仏崇拝)から一神教に近く、
加藤玄智に代表されるように「現人神(あらひとがみ)」や「国家神道」を初めに言い出した宗教です。

はっきり事実を暴露致しますと、浄土真宗は戦時中は日本の戦争賛美し、戦後は打って変わって平和主義で戦争責任を日本に押し付けた張本人の宗教です。

あまり知られてないことですが「神道」なんて宗教は”戦後までありませんでした”。
「戦時中までの神道」は、そう呼ばれることもなく、普通に日本の民衆に根付いていた自然信仰でした。

戦時中までは仏教も神道も同じように神仏習合(本地垂迹)して存在していました。

しかし、戦後で日本が敗戦すると、浄土真宗の僧侶たちは「私は悪くない。全て国家神道という宗教が、天皇を現人神として祭り上げたことが悪いんだ。」と、
今まで日本に根付いていた大和神話の自然信仰を「神道」と名付けて、アミニズム的なものに、あるはずもない「宗教」という枠組みを入れることで弾圧して、自分たちは無責任にも弾圧から逃れるという二枚舌を使って生き残ったのが浄土真宗です。

(現代風に例えるなら、ジャニーズのファンクラブに対して「あれはジャニーズ教だ」と宗教の括りを入れて、「郷ひろみ教」を独立させたような感じです。元々は同じだったのに・・)

今でも神道に対してのみ、完全なる政教分離を求め、自分たち含む宗教は部分的だけ政教分離すればいいという、浄土真宗の上層部はめちゃくちゃな神道差別や排斥を露骨に行っています。

参考文献:「浄土真宗の戦争責任」菱木政晴・岩波文庫


元々は親鸞の教えは、貧困者まで大衆ウケしやすい教えでした。
そして何より日本仏教は、西洋のように「有、無」の二分法で他を排斥しない超論理(空)の思想が素晴らしいのです。

現代の、二枚舌と差別を露骨にしている浄土真宗のやり方には極めて疑問が多いですが(もちろん僧の個人批判をするわけではありません。上層部の思想がオカシイのです。)、剃髪を個人の自由にさせたような昔のような汎用性を取り戻してほしいと思ってやみません。。

やはり、日本人の根本は神道、その原型である『陰陽道』(元は道教の易教)こそが、日本人の本当の本当の中核にあるものです。

何もないとアノミー(※)になります。

(※)フランスのエミール・デュルケームが定義した言葉。「無秩序、無連帯」と訳す。人間は本質的に関係性を求めて、自分のアイデンティティをどこかに帰属させる。これをアノミーの救済と言う。無宗教者や無神論でさえ、そういう「無○○」の考えのグループに自分を帰属させている。それがなくなるとアノミーとなり、糸が切れた凧のようにフワフワと漂うようになり、自分を殺すか、相手を殺すかという感じに危なくなる。

縦軸に宗教で、横軸に占いなどの神秘主義
という捉え方にすると良い。

天台宗や真言宗では「密教」と呼ばれて、普通の宗教から隠された秘密の教えがありますが、それは全て「神秘主義(自然信仰、拝火教、修験道、山岳信仰などの神道的なもの)」です。

まさに横軸にあるものだと思います。

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記事を書いた人



時田憲一(ときたけんいち)こと時ニール(tokeyneale)です(・ω・)ノ
とある国立大学の教育学部/心理発達科学。心理学者・認定カウンセラー。動機付け理論・自己愛・対人関係が主な研究領域。数理統計データサイエンティスト。
ねこ好き・本好き・禅好き・PC好き。

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