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昔から母がテレビの前でニンマリしながら何十時間もぽけーっと見続けて家事もしない、振り返ればキレる人だったので、私のテレビに対する憎しみはすごい。

香山リカ風に言うと、親がテレビを母親のように依存する「テレビマザー」。今ならSNSやサイトを母親にする「インターネットマザー」という。

母はテレビ至高主義で「イケメンならいくら殺人してもいいけど、ブサイクは逮捕されなきゃ。殺されてるのはどうせ性格悪いブサイクなんでしょ。」という倫理もなく下劣で低俗極まりない価値観を持っていたが、テレビ見てる人には予想以上にこの価値観で生きてる人が多い。自分が痛い目見るまで。

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イケメン=善、ブサイク=悪、というまるで漫画やドラマの中のような理想化された価値観、精神病理的な二極思考。

しかし、これで葛藤が起きるのは、現実に持ち込んだ時に、現実が本当にそうなっているのではなく、「そうならないから」苦しむ。

どうせネット選挙になっても、マニュフェストどうこうではなく、ビジュアルで選ぶ傾向が強化されるだけ。芸能人と同じく、比較的イケメンな自己愛性人格障害にコロッと騙されて自分の首を絞める有権者が続出する未来まで読める。

そんな時期を生きたくないので、さっさと初音ミクにような編集可能なアンドロイドにマニュフェストしゃべらせて外見でのバイラルフィルターを外して選べるようにしてほしい。

「人との関わりが苦手」という人の9割方は「集団が苦手」。

「対人が苦手」なわけではない。

一対一の対人が2人以上(集団)になると嫌になる。

かくいう私も、集団に入ると理由もなく即迫害・スケープゴートの対象にされる。劣勢に回るのが長年の経験則で体で分かっているので集団を全力で避ける。

スケープゴート(いじめ)される人というのは最初から決まっている。

心理学では「ホットポテト」という。アメリカの子供の遊びで熱いポテトを回して音楽が止まったところでそのポテトを食べなければならない。日本ではハンカチお落とし。これで負ける人と言うのは最初から決まっている。

集団の無意識によって負ける人が決められる。

それは必ず「大人しくて、逆らわなさそうな人」。

先日の精神科医の言葉を借りると、アリ地獄の自己愛性や反社会性が、やさしくて従順なメランコリー親和型人間をエサとして食い物にする構図を集団が無意識に共有する。

このアリ地獄が、イケメン=善、ブサイク=悪というくらい、もれなく低俗的な二分法思考しているので、悪と見なされた者、その価値観に当てはまらないファジー(曖昧)な者は即「無償の憎しみ」を向けられてスケープゴートされる。その脳みそ5歳児(アリ地獄)をみんなで同情して守ってしまう

児童相談所のカウンセラーの友人が『スケープゴートされる子は「高給な壺」』と例えていたがしっくりきた。

つまり場所によっては雰囲気づくりに必要とされるが、安っぽい場所ほど雰囲気に合わず、邪魔者にされる。つまり自分がそれを自覚して、合わない場所は避けて、合う場所に逃げないといけない

集団でやられてるように見えても必ず仕掛けている人がいます。しかも1人、多くても2,3人の少数です。

学校という囲われた場所だと教師からトップダウンでそのスケープゴートの枠組みを外すと同時にアフターフォローできると良い。